今谷上町八坂大神|柏市今谷上町の神社
今谷上町八坂大神の概要
今谷上町八坂大神は、柏市今谷上町にある神社です。今谷上町八坂大神は、享保18年(1733)に創建したと伝えられ、明治維新後の社格制定に際し、村社に列格していました。
社号 | 八坂大神 |
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祭神 | 素盞嗚尊 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 千葉県柏市今谷上町30-3 |
祭日 | 7月20日 |
備考 | - |
今谷上町八坂大神の由緒
今谷上町八坂大神は、享保18年(1733)に創建したと伝えられ、明治維新後の社格制定に際し、村社に列格していました。
千葉県神社名鑑による今谷上町八坂大神の由緒
享保一八年二月七日の創立と社記に伝える。(千葉県神社名鑑より)
「柏市史資料編土・千代田村誌」による今谷上町八坂大神の由緒
八坂神社
小金上町新田字並木通三十四番ニアル村社ナリ。素戔嗚命ヲ祀ル。鎮座年紀詳ナラズ。境内ハ、官有地ニシテ百八坪ヲ有シ、樅・松・楢四十六本アリ、氏子戸数五戸ニシテ。毎年十月十五日例祭ヲ執行ス。(「柏市史資料編土・千代田村誌」より)
今谷上町八坂大神所蔵の文化財
当社の面している水戸街道にはかつて、松並木が植えられていたといいます。
- 水戸街道の松並木
水戸街道の松並木
江戸時代、水戸街道は江戸と水戸を結ぶ重要な街道でした。日本橋から千住、江戸川を渡り、松戸、柏の小金牧の中を通り、我孫子で利根川を渡り取出、牛久、土浦を経て水戸に至る行程です。現在、この旧道に沿って国道6号線やJR常磐線が走っています。
水戸街道は、水戸藩士の通行や旅人の往来に使われていましたが、広大な原野である「小金牧」を通過するため、道に迷うことがあったようです。そこで、水戸藩から資金を与えられ街道に千本の松を植え、道しるべの役割としたのが、松並木のはじまりといわれています。
昭和50年代までこの付近には、当時をしのぶ松並木が見られましたが、付近の環境が変わり、松も老木となったりして切られ、現在では残されていません。(柏市教育委員会掲示より)
今谷上町八坂大神の周辺図
参考資料
- 千葉県神社名鑑
- 「柏市史資料編土・千代田村誌」