名戸ケ谷香取神社|柏市名戸ケ谷の神社
名戸ケ谷香取神社の概要
名戸ケ谷香取神社は、柏市名戸ケ谷にある神社です。名戸ケ谷香取神社は、安永3年(1774)創建、明治41年姫宮神社を合祀したといいます。
社号 | 香取神社 |
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祭神 | 経津主命 |
相殿 | - |
境内社 | 聖神社、加茂神社 |
住所 | 千葉県柏市名戸ケ谷854-1 |
祭日 | 大祭11月3日 |
備考 | 旧村社 |
名戸ケ谷香取神社の由緒
名戸ケ谷香取神社の創建年代等は不詳ながら、正徳5年(1715)銘の如意輪観音石塔が遺されていることから、江戸期には既に祀られていたのではないかといいます。名戸ヶ谷の法林寺が慶安3年(1650)とされていることから、当社の創建もその頃かと思われます。
境内石碑による名戸ケ谷香取神社の由緒
香取神社御社殿改築記念の碑
名戸ヶ谷香取神社は、その創建は不詳ながら、往古より居住の地と定めた先祖達が、地域の産土神(オボスナ様)・氏神として、代々尊崇し守り育てて来たものである。
境内には江戸時代の中頃正徳五年(一七一五年)に造立された如意輪観音の石塔が建てられており、現在の本殿は、天保七年(一八三五年)に建立されたもので百七十年余りを経た今二その有姿を残している。
しかしながら永い時の経過とともに、拝殿を始めとする社殿の老朽化は激しさを増し雨漏りや土台の腐食等々その存立さえ危ぶまれる状況となった。
平成十七年十一月責任役員の協議により社殿の改築が発議され、平成十八年七月の氏子総会において建設計画が広く承認を得ることとなった。(以下省略)(境内石碑より)
千葉県神社名鑑による名戸ケ谷香取神社の由緒
創建年代は不詳であるが、往昔より当也に鎮座し、村人の信仰を集めた。拝殿は明治三八年一二月火災により焼失、同四二年一月再建された。(千葉県神社名鑑より)
「柏市史」による名戸ケ谷香取神社の由緒
香取神社
名戸ヶ谷村字新畑に所在。祭神は経津主命。「神社明細帳」には境内社として可茂別雷命を祀る加茂神社を上げている。明治四一年六月聖神社を合祀した。(「柏市史」より)
「柏市史資料編土・千代田村誌」による名戸ケ谷香取神社の由緒
香取神社
香取神社ハ、名戸ヶ谷字新畑八百五十四番ニアリ、境内広闊ニシテ樹木鬱蒼タル間ニ経津主命ヲ祀ル。往昔ヨリ当所ノ鎮守ト崇メ奉リシモ、鎮座年紀ハ不詳ナリ。拝殿ハ、明治三十八年十二月烏有ノ災ニ罹リ焼失セシヲ以テ、明治四十二年一月再建ス。氏子戸数六十一戸アリ。境内末社ハ二ニシテ、聖神大神ハ字聖ニアリシガ、明治三十五年七月十七日本社ヘ合祀ス。毎年十月三十一日ニハ例祭ヲ施行ス。(「柏市史資料編土・千代田村誌」より)
名戸ケ谷香取神社の周辺図
参考資料
- 千葉県神社名鑑
- 「柏市史」
- 「柏市史資料編土・千代田村誌」