酒井根八坂大神|柏市酒井根の神社

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酒井根八坂大神|柏市酒井根の神社

酒井根八坂大神の概要

酒井根八坂大神は、柏市酒井根にある神社です。酒井根八坂大神の創建年代等は不詳ながら、弘安年間(1278-1288)の創建と伝えられ、享保18年(1733)に正一位牛頭天王の宣旨を受けて社殿を再建したといいます。明治維新後の社格制定に際し村社に指定され、明治41年に日枝大神・菅原神社・淡島大神を合祀しています。

酒井根八坂大神
酒井根八坂大神の概要
社号 八坂大神
祭神 素戔嗚命
相殿 -
境内社 稲荷大明神、菅原神社、粟嶋大神、日枝大神、八幡大神、神明大神、雷電大神、大杉大神、山神大神、石裂山大権現、阿夫利神社、道祖大神、三峯神社
住所 千葉県柏市酒井根5-10-10
祭日 大祭7月20日
備考 旧村社



酒井根八坂大神の由緒

酒井根八坂大神の創建年代等は不詳ながら、弘安年間(1278-1288)の創建と伝えられ、享保18年(1733)に正一位牛頭天王の宣旨を受けて社殿を再建したといいます。明治維新後の社格制定に際し村社に指定され、明治41年に日枝大神・菅原神社・淡島大神を合祀しています。

千葉県神社名鑑による酒井根八坂大神の由緒

享保一八年二月七日の創立と社記に伝える。(千葉県神社名鑑より)

「柏市史」による酒井根八坂大神の由緒

八坂神社
酒井根村字天王前に所在。祭神は素戔嗚命。『土村誌』には創始について、鎌倉後期の弘安年間とする伝承があった旨記されている。同書によれば享保一八年に牛頭天王を祀る社殿を再建したという。明治になって八坂大神と改称したものであろう。明治四一年六月に大山昨命を祀る日枝大神、同七月に菅原道真公を祀る菅原神社と少名彦命を祀る淡嶋大神を合祀した。(「柏市史」より)

「柏市史資料編土・千代田村誌」による酒井根八坂大神の由緒

八坂神社
八坂神社ハ、村社ニシテ、酒井根ノ北部字天王前二百二十六番ニアリ。境内ハ、広濶ナラザルモ、古杉鬱蒼トシテ神々シ。祭神ハ、素戔嗚命ヲ祀ル。鎮座ノ年紀詳ナラズト雖モ、相伝ヘテ弘安年間ナラント。然レドモ、其ノ拠ル所ヲ知ルニ由ナシ。人皇百十三代中御門天皇ノ御宇享保十八年(皇紀二千三百九十三年)二月七日、正一位牛頭天王ノ宣旨ヲ請奉シ、現在ノ社殿ヲ再建シテ、同年三月二十八日遷宮式ヲ挙行シ、以テ今ニ至ル。氏子戸数四十八戸アリ。毎年七月一日ニハ、例祭トシテ御神輿ヲ渡御シ、本殿ヨリ五町ヲ距ル字長作道路ノ右側ニ御仮殿ヲ設ケ、同日ヨリ二十日間同所ニ遷座シ、二十日ニハ本祭ト称シ、御仮殿ヨリ本社ノ間ヲ渡御シ遷社スルヲ例トス。其ノ式最モ静粛ナリ。遠近ノ男女老若参拝スルモノ頗ル多シ。境内ノ末社ハ十四ニシテ、日枝大神、菅原大神、粟嶋大神ノ三社ハ明治四十一年六月十九日本社ニ合祀ス。(「柏市史資料編土・千代田村誌」より)


酒井根八坂大神の周辺図


参考資料

  • 千葉県神社名鑑
  • 「柏市史」