庚塚別雷神社|柏市十余二の神社
庚塚別雷神社の概要
庚塚別雷神社は、柏市十余二にある神社です。庚塚別雷神社は、小金牧跡地の開墾が明治2年より始められ、12番目に開墾された「十余二」を開拓した開拓民が金村別雷神社を勧請して、明治時代中期に創建したといいます。旱魃の際には、当地の庚塚講が金村別雷神社を雨乞いに参詣、授かった水を持ち帰っていたそうです。
社号 | 別雷神社 |
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祭神 | 荼枳尼眞天 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 千葉県柏市十余二314庚塚公民館 |
祭日 | - |
備考 | - |
庚塚別雷神社の由緒
庚塚別雷神社は、小金牧跡地の開墾が明治2年より始められ、12番目に開墾された「十余二」を開拓した開拓民が金村別雷神社を勧請して、明治時代中期に創建したといいます。旱魃の際には、当地の庚塚講が金村別雷神社を雨乞いに参詣、授かった水を持ち帰っていたそうです。
境内石碑による庚塚別雷神社の由緒
由来
庚塚別雷神社は、現常総市の豊田城主豊田公が承平元年(九三一年)京都の賀茂別雷神社から分霊を守護神として創建された現茨城県つくば市の金村別雷神社より、明治中頃に分霊を賜りこの地に奉斎されたものです。
関東三雷神とされる本宮の金村別雷神社は小貝川辺に鎮座し、正邪を正し、災難を消滅させ、また旱天に慈雨を恵む事から五穀豊穣と、万物に正気を与える神格を有するとされています。
当地の先人達は農業を主としていた為、旱天時に庚塚講として二日をかけて本宮へ雨乞いに参詣し水を授かり持ち帰り耕地に供しました。
このように庚塚別雷神社は氏神としてこの地域を守護し地域の繁栄をもたらしています。
心身健全、福徳円満、除災開運、家内安全、合格成就、商売繁盛、病気平癒、交通安全等の願意を込めてご参詣下さい。(境内石碑より)
庚塚別雷神社の周辺図
参考資料
- 千葉県神社名鑑
- 「柏市史」