浄専寺|香取郡神崎町小松にある浄土宗寺院

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梅應山浄専寺|長坂平右衛門創建

浄専寺の概要

浄土宗寺院の浄専寺は、梅應山と号します。浄専寺は、長坂平右衛門が父梅翁浄専居士の菩提を弔うため、天正19年(1591)に創建したといいます。大正8年の火災により焼失、その後老朽化激しくなったため、平成4年再建しています。

浄専寺
浄専寺の概要
山号 梅應山
院号 -
寺号 浄専寺
住所 香取郡神崎町小松281
宗派 浄土宗
縁日 -
葬儀・墓地 -
備考 -



浄専寺の縁起

浄専寺は、長坂平右衛門が父梅翁浄専居士の菩提を弔うため、天正19年(1591)に創建したといいます。大正8年の火災により焼失、その後老朽化激しくなったため、平成4年再建しています。

境内石碑による浄専寺の縁起

梅應山浄専寺再建記念碑
当山は浄土宗に属し、御本尊は阿弥陀如来を安置す。天正十九年(一五九一)後陽成天皇時代に開山、心蓮社授譽上人開基と言われ由緒ある堂宇である。
幾多の星霜を経て大正八年小松地区大火災により焼失、再建を施し寺院の諸事続行せしも、御本尊安置の不備と堂宇の老朽化はげしく住職はじめ檀信徒憂い案じ法燈一貫の熱意を燃やし協議の上、寺山林の一部を売却、併せて篤志家の御芳志も仰ぎ建設資金の積立を計画、とき同じくして当地出身の飯田つち氏より郷土愛と篤き信仰心から多大なる浄財布施賜り、念願の当山再建の完成を見るに至る。
ここにその概略を刻し記念とする。
平成四年三月吉日(境内石碑より)

「千葉県浄土宗寺院誌」による浄専寺の縁起

天正一九年(一五九一)浄土宗開山人譽上人の弟子・心蓮社授譽上人を開山に、鳥居左京の家臣で長坂平右衛門が父の梅翁浄専居士のために当寺を建立したと伝えられる。大正八年の大火災で、本堂はじめ古文書・什物など、すべて焼失してしまい、それ以前を知る何ものも無い。(千葉県浄土宗寺院誌より)


梅應山浄専寺の周辺図


参考資料

  • 「関東八十八ヶ所霊場ガイド」