厳長山釈迦本寺|疫病消滅のため石に御符の要文を記して井戸に沈めた地
釈迦本寺の概要
日蓮宗寺院の釈迦本寺は、厳長山と号します。釈迦本寺は、奥津城主佐久間兵庫頭重貞の招請により文永元年(1264)日蓮聖人が奥津城内持仏堂で疫病退治の祈祷を執行、疫病消滅のため石に御符の要文を記して井戸に沈めた地で、日蓮聖人を開山とするといいます。
山号 | 厳長山 |
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院号 | - |
寺号 | 釈迦本寺 |
住所 | 勝浦市興津1195-1 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
釈迦本寺の縁起
釈迦本寺は、奥津城主佐久間兵庫頭重貞の招請により文永元年(1264)日蓮聖人が奥津城内持仏堂で疫病退治の祈祷を執行、疫病消滅のため石に御符の要文を記して井戸に沈めた地で、日蓮聖人を開山とするといいます。
「夷隅郡誌」による釈迦本寺の縁起
釈迦本寺
(開基年月日)文永元年十月(「夷隅郡誌」より)
「日蓮宗寺院大鑑」による釈迦本寺の縁起
釈迦本寺
開山宗祖。堀の内法縁。宗祖が佐久間重貞のために文永元年に10日間の説法をした道場。疫病消滅のため石に御符の要文を記し、井戸に沈めて消滅を祈願された。井戸は境内西側の土蔵の中に現存する。また恵心僧都作と伝わる仏像が本堂にある。明治35年本堂・庫裡焼失、その後再建。(「日蓮宗寺院大鑑」より)
釈迦本寺の周辺図
参考資料
- 「夷隅郡誌」
- 「日蓮宗寺院大鑑」