成就寺|木更津市富士見にある法華宗系単立寺院
成就寺の概要
木更津市富士見にある法華宗系単立寺院の成就寺は、満足山宝珠院と号します。成就寺は、妙満寺第4世鶴林院日運上人が応永33年(1426)に創建、顕本法華宗の中本寺だったといいます。当寺の大黒天は、安房国主里見義宣の弟だった当寺6世日勢上人が持参したものだといいます。
山号 | 満足山 |
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院号 | 宝珠院 |
寺号 | 成就寺 |
住所 | 木更津市富士見1-9-17 |
宗派 | 法華宗系単立 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
成就寺の縁起
成就寺は、妙満寺第4世鶴林院日運上人が応永33年(1426)に創建、顕本法華宗の中本寺だったといいます。当寺の大黒天は、安房国主里見義宣の弟だった当寺6世日勢上人が持参したものだといいます。
「稿本千葉県誌」による成就寺の縁起
満足山成就寺
同町(君津郡木更津町)大字木更津字川田に在り、境内六百五十三坪、顕本法華宗妙満寺派の中本寺たり、坊中支院一あり、正善院と称す。(「稿本千葉県誌」より)
「木更津市史」による成就寺の縁起
開創:応永三三年(一四二六)二月八日鶴林院日運上人
沿革:日運上人は日蓮聖人の立正安国論を携え、京都、鎌倉、武州、会津各地を巡錫、のち妙満寺第四世となり、晩年木更津に来て成就寺を開創した。第六世日勢上人は安房の国主里見義宣の弟である。師が里見家より持参の大黒天は今もなお福徳の相を示現している。また第四世日芙上人は、隣地購入により成就寺の経済基礎を確立して、中興開基の祖と仰がれている。(「木更津市史」より)
境内掲示による成就寺の縁起
成就寺は、山号を満足山といいます。
今(平成十余年)から数えて五百八十余年前、室町時代(足利幕府)の応永三十三年(一四二六)二月八日、鶴林院日運上人(同年六月七日寂)によって、この地に建立されたのが始まりです。(境内掲示より)
成就寺の周辺図