上矢切神明神社|松戸市上矢切の神社
上矢切神明神社の概要
上矢切神明神社は、松戸市上矢切にある神社です。上矢切神明神社の創建年代は不詳ですが、矢切では一番古い社だといい、江戸時代中期の創建ではないかといいます。江戸川河川敷拡張工事により、別宮のあった当地へ、本宮が合祀されたといいます。
社号 | 神明神社 |
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祭神 | 天照皇大神 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 千葉県松戸市上矢切297 |
祭日 | 10月15日 |
備考 | 旧村社 |
上矢切神明神社の由緒
上矢切神明神社の創建年代は不詳ですが、矢切では一番古い社だといい、江戸時代中期の創建ではないかといいます。江戸川河川敷拡張工事により、別宮のあった当地へ、本宮が合祀されたといいます。
「千葉県神社名鑑」による上矢切神明神社の由緒
江戸川川べりの広大な水田地帯を見下ろす高台に鎮座する。創建の年代は定かでないが、付近の栗山、上・中・下の三矢切のうちでは最も古く、境内の標石から江戸の中期かと思われる。現在地よりはるかに離れて以前には「本宮」が祀られてあったが、河川敷拡張工事のため、それまでは「別宮」格であった現在の社殿に合祀され、一村の鎮守として纏ることとなった。昭和三三年頃のことである。(「千葉県神社名鑑」より)
「松戸市史料 第4集 松戸町誌・小金町誌」による上矢切神明神社の由緒
松戸町大字上矢切大作ニ在リ。天照皇太神・香具土神(愛宕神社)ヲ合祀ス。創立年月詳ナラス。明治五年村社ニ列セラル。神殿間口二間・奥行一間半、拝殿間口三間・奥行二間ニシテ境内九百二十一坪アリ。数十段ノ石段ヲ上リテ社前ニ至レパ、桜樹躑躅等ヲ松杉ノ間ニ植テ、浄洒タル一園庭ノ如ク、遠ク望メハ富士・筑波・相州ノ群山一眸ノ内ニ集リ、近クハ江戸ノ清流・曠莫タル田圃ヲ限下ニ見下シ風致甚佳ナリ。祭日ハ十月十五日ニシテ神宮ハ千葉健吉氏ナリ。(「松戸市史料 第4集 松戸町誌・小金町誌」より)
上矢切神明神社の周辺図
参考資料
- 「千葉県神社名鑑」
- 「松戸市史料 第4集 松戸町誌・小金町誌」