金龍山安立寺|日蓮宗九老僧の大円阿闍梨日伝上人開山
安立寺の概要
日蓮宗寺院の安立寺は、金龍山と号します。安立寺は、日蓮宗九老僧の一人、大円阿闍梨日伝上人が、暦応4年(1341)に開山したといいます。元禄6年(1693)には当地の地頭小栗正武が、地域の鎮守として三十番神を祀っています。
山号 | 金龍山 |
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院号 | - |
寺号 | 安立寺 |
住所 | 松戸市小金原1-12-1 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
安立寺の縁起
安立寺は、日蓮宗九老僧の一人、大円阿闍梨日伝上人が、暦応4年(1341)に開山したといいます。元禄6年(1693)には当地の地頭小栗正武が、地域の鎮守として三十番神を祀っています。
「松戸のお寺」による安立寺の縁起
日蓮宗金龍山常眞寺
当山は暦応四年(一三四一)に、九老僧大円阿闍梨・日伝上人により開山された歴史あるお寺です。
本堂に安置しております「日蓮聖人像」は、慶長八年(一六〇三)本山本土寺十五世日悟上人により開眼されたものであります。また、元禄六年(一六九三)当時、地元・久保平賀の地頭であった小栗正武が地域の鎮守を祈願して祀ったという三十番神が安置されています。三十番神は座像が多いのですが、当山の像は大変珍しい立像です。
また、子育・子安・鬼子母神が祀られており、子供達の健康祈願を行っております。(「松戸のお寺」より)
「松戸市史料 第4集 松戸町誌・小金町誌」による安立寺の縁起
安立寺
久保平賀字下宿ニアリ。坪數二百七十一坪、金竜山ト称ス。一致派日蓮宗ニシテ、平賀本土寺ノ末寺ナリ。暦応四年四月、僧日伝ノ開基ナリ。(「松戸市史料 第4集 松戸町誌・小金町誌」より)
安立寺の周辺図
参考資料
- 「松戸のお寺」
- 「松戸市史料 第4集 松戸町誌・小金町誌」