道行山常真寺|松戸史跡七福神の福禄寿
常真寺の概要
日蓮宗寺院の常真寺は、道行山と号します。常真寺は、真蔵院日正上人が開山、常眞院妙経が開基となり慶安2年(1649)に創建、寛政6年(1795)高台に移転したものの文化11年(1814)火事により焼失、墓苑を高台に残して堂宇を当地に再建したといいます。松戸史跡七福神の福禄寿です。
山号 | 道行山 |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 常真寺 |
住所 | 松戸市大谷口18 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
常真寺の縁起
常真寺は、真蔵院日正上人が開山、常眞院妙経が開基となり慶安2年(1649)に創建、寛政6年(1795)高台に移転したものの文化11年(1814)火事により焼失、墓苑を高台に残して堂宇を当地に再建したといいます。
境内掲示による常真寺の縁起
当常真寺は、日蓮宗の寺で江戸時代初期の慶安3(1650)年の創建という。境内には開運大谷口稲荷堂があり、本堂内には三十番神、敬老観世音菩薩を祀っている。(「松戸史談会」掲示より)
「松戸のお寺」による常真寺の縁起
日蓮宗道行山常眞寺
当寺の開山は、真蔵院日正上人で、開基檀那の常眞院妙経と力を合わせて、平賀本土寺第十九世日恵上人の代、慶安二(一六四九)年五月に本堂、客殿、庫裡を造立しました。第二十世日祐上人の時、寛政六年(一七九五)高台に移転しました(現在の墓苑)。
そののち文化十一年(一八一四)十二月二十七日、夜九つ時(夜十二時頃)に出火、諸尊と半鐘を残し、ほとんどの堂宇を焼失しました。翌年正月、現在の地に本堂、客殿、庫裏を建て始め、その年の八月二十一日に完成しました。
境内の稲荷堂には、約300年前から大谷口稲荷が祀られていて、広く信仰を集めています。また、本堂には日本山妙法寺の藤井日達上人が開眼した敬老観世音菩薩が安置されています(「松戸のお寺」より)
「松戸市史料 第4集 松戸町誌・小金町誌」による常真寺の縁起
常真寺
大谷口字中郷ニアリ。道行山ト号ス。日蓮宗ニシテ平賀本土寺ノ末寺ナリ。(「松戸市史料 第4集 松戸町誌・小金町誌」より)
常真寺の周辺図
参考資料
- 「松戸のお寺」
- 「松戸市史料 第4集 松戸町誌・小金町誌」