東初石熊野神社|流山市東初石の神社
東初石熊野神社の概要
東初石熊野神社は、流山市東初石にある神社です。東初石熊野神社の創建年代等は不詳ながら、江戸時代前期に新田開発が始められ、遅くとも享保年間には(1716-1736)には十太夫新田として村落が成立、十太夫新田の鎮守として祀られてきました。明治維新後の社格制定に際し、村社に列格していました。
社号 | 熊野神社 |
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祭神 | 熊野夫須美大神(伊弉冉尊)、家津美御子大神(素戔嗚尊)、熊野速玉大神 |
相殿 | - |
境内社 | 天満宮、稲荷神社、山神社 |
住所 | 千葉県流山市東初石3-132 |
祭日 | 10月15日 |
備考 | - |
東初石熊野神社の由緒
東初石熊野神社の創建年代等は不詳ながら、江戸時代前期に新田開発が始められ、遅くとも享保年間には(1716-1736)には十太夫新田として村落が成立、十太夫新田の鎮守として祀られてきました。明治維新後の社格制定に際し、村社に列格していました。
境内石碑による東初石熊野神社の由緒
熊野神社由緒
一御創建は、明治年間より、千葉県知事保管の、神社明細帳に不詳と記されているが、江戸時代中期の古文書に、十太夫新田の地名が見え、その頃鎮座と古伝にあり。
一御祭神は、熊野夫須美大神(伊弉冉尊)、家津美御子大神(素戔嗚尊)、熊野速玉大神にましまし、総称して熊野大神と称え奉る。
一御神徳は、白河法皇をはじめ、皇室の崇敬あつく、又蟻の熊野詣で知られる如く、衆庶の信仰をもあつめ、当地鎮座の後も、氏子はもとより広く崇敬者から、家内安全、身体健全、学業成就、壌災招福など神徳を仰いで今日にいたる。尚当社殿は昭和五十一年の完工であります。
天皇陛下御即位六十年を奉宿して建之
昭和六十一年十月吉日 氏子中(境内石碑より)
「千葉県神社名鑑」による東初石熊野神社の由緒
小金牧のうち上野牧は、慶安二年(一六四九)に新田を開発して成立したことが「八木村誌」に見え、享保年間には村高のことが記されているので、当社は当時すでに創立されていたと思われる。(「千葉県神社名鑑」より)
「流山市史・近代資料編」による東初石熊野神社の由緒
熊野権現社
熊野権現社は、十太夫新田区にあり。天照皇太神の御五神熊野久須毘命を祀る。十太夫新田、初石新田の一部及び駒木新田区の一部小字小山の産土神なり。創立の年月つまびらかならず。(「流山市史・近代資料編」より)
東初石熊野神社の周辺図
参考資料
- 「千葉縣東葛飾郡誌」
- 「千葉県神社名鑑」