西深井三社大神|流山市西深井の神社
西深井三社大神の概要
西深井三社大神は、流山市西深井にある神社です。西深井三社大神は、万治2年(1659)正月に三柱を祀り創建、西深井の鎮守として祀られてきたといいます。大正9年に旧村社八幡大神を合祀し村社となり、大正11年には神饌幣帛料供進神社に指定されていました。
社号 | 三社大神 |
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祭神 | 大宮比咩命、蛟蝄比咩命、伊邪那美命 |
相殿 | - |
境内社 | 大杉神社 |
住所 | 千葉県流山市西深井180 |
祭日 | 10月18日 |
備考 | - |
西深井三社大神の由緒
西深井三社大神は、万治2年(1659)正月に三柱を祀り創建、西深井の鎮守として祀られてきたといいます。大正9年に旧村社八幡大神を合祀し村社となり、大正11年には神饌幣帛料供進神社に指定されていました。
「千葉県神社名鑑」による西深井三社大神の由緒
万治二年正月、西深井の惣鎮守として三柱を祀り創立す。大正一一年一一月一四日社務所等を新築、神饌幣帛供進指定村社となる。(「千葉県神社名鑑」より)
境内石碑による西深井三社大神の由緒
三社大神の御由緒
当宮の創建は神社明細帳によれば、万治二(西暦一六五九)年正月と伝えられております。御祭神の、伊邪那美命は伊邪那岐命と共に国生み、神生みをなされた女神であられ、大宮比咩命は、天照大御神の御前に仕え、善言美詞をもって君臣の間を和楽せしめる女神とされます。また、蛟蝄比咩命は、蛟蝄に山川や木石などの精気が姿を現した角の無い龍の意があり、式内社に比定される茨城県利根町の蛟蝄神社の御祭神が、水の女神の罔象女神であることからも伺えるように、自然の恵みと人々の融和に御神徳のある三柱の大神様を、万葉集にもうたわれた葛飾早稲の産地とされる西深井の先人が、三社大神として御祀り申し上げたものと解されます。
その後、大正九年八月十一日、誉田別尊を御祭神とする旧村社八幡大神を合祀申し上げましたが、尊は武勇に優れ、その御代には文学・工芸・美術が大いに発展した、文部両道に御神徳のある大神様であられます。
三社大神は今日まで、西深井の氏子の皆様を始め、多くの崇敬者の方々の深い信仰を集めております。(境内石碑より)
西深井三社大神の周辺図
参考資料
- 「千葉縣東葛飾郡誌」
- 「千葉県神社名鑑」