向小金香取神社|流山市向小金の神社
向小金香取神社の概要
向小金香取神社は、流山市向小金にある神社です。向小金香取神社の創建年代等は不詳ながら、新田開発により成立した向小金新田の鎮守として祀られ、元禄年間(1688-1704)には再建されたといいます。明治維新後の社格制定に際し、村社に列格していました。
社号 | 香取神社 |
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祭神 | 経津主命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 千葉県流山市向小金2-1991 |
祭日 | 10月20日 |
備考 | - |
向小金香取神社の由緒
向小金香取神社の創建年代等は不詳ながら、新田開発により成立した向小金新田の鎮守として祀られ、元禄年間(1688-1704)には再建されたといいます。明治維新後の社格制定に際し、村社に列格していました。
「千葉県神社名鑑」による向小金香取神社の由緒
社殿の棟札に元禄の記載があるので、当時すでに鎮座のことがうかがわれる。なお当地は小金の新田として開発された。(「千葉県神社名鑑」より)
「流山市史・近代資料編」による向小金香取神社の由緒
香取神社
香取神社は名都借区にあり。経津主ノ命を祀る同名の神社は、前ヶ崎区、向小金新田及び青田新田区にあれども、いづれも由緒つまびらかならず。毎年十月二十日例祭を行う。各区の産土神なり。(「流山市史・近代資料編」より)
境内石碑による向小金香取神社の由緒
當香取神社ハ古伝ニヨルト元禄ノ頃カラ北ノ向小金ノ鎮守トシテ氏子一同朝ニ夕ニ神威ヲ仰ギ神恩ロ辱ミ今日ニ至リマシタ。然ルトコロ社殿漸リ狭小ノタメ、明治維新百年ヲ記念シテ恭協一心改築ノ議ヲ進メ共有ノ名儀デ父祖相承ケタ社地ヲ基本トシ氏子亦浄財ヲ捧ゲ總工費貮千万円ヲ以テ本殿幣殿拝殿ヲ建立、又神輿庫社務所ヲ新築、鳥居玉垣ノ建設、境内ノ植樹、石畳ノ敷設整備等ノ諸工事ヲ完成シ、或ハ篤信者ノ諸施設調度品ノ奉納等神域維レ改マリ
本日遷座奉祝大祭ヲ斎行シ、氏子相共ニ神威ノ弥高ヲ仰イデ洵ニ感悦ニ堪エナイ。茲ニ一同恭順先人敬神ノ美風ヲ作興シ、神ノ道ヲマコトノ道ト戴イテ西東睦ビ和ミテ平和ヲ保テ、社会ノ福祉ヲ増進シテ家運長久ニ子孫相継イデ神徳ヲ発揚シ、神恩ニ報ユルコトヲ誓イ且ツ祈ツテ記念トシマス(境内石碑より)
向小金香取神社の周辺図
参考資料
- 「千葉縣東葛飾郡誌」
- 「千葉県神社名鑑」