天形星神社|流山市長崎の神社
天形星神社の概要
天形星神社は、流山市長崎にある神社です。天形星神社は、寛文2年(1662)の創建といいます。境内の石見社は、旗本岩本石見守を祀っている社で、小金牧に新田開拓の願いを認めてくれた岩本石見守に感謝し、村人が祀ってきた社だそうです。
社号 | 天形星神社 |
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祭神 | 素戔嗚尊 |
相殿 | - |
境内社 | 石見社 |
住所 | 千葉県流山市長崎2-157 |
祭日 | 10月15日 |
備考 | - |
天形星神社の由緒
天形星神社は、寛文2年(1662)の創建といいます。境内の石見社は、旗本岩本石見守を祀っている社で、小金牧に新田開拓の願いを認めてくれた岩本石見守に感謝し、村人が祀ってきた社だそうです。
「千葉県神社名鑑」による天形星神社の由緒
寛文二年(一六六二)創立と古記にはあるが、当地方開発の歴史より考えてさらに遡るものと思われる。戦国期には地名が見える。(「千葉県神社名鑑」より)
「流山市史・近代資料編」による天形星神社の由緒
天形星神社
天形星神社は、長崎区にあり。素戔嗚ノ尊を祀る。毎年十月十五日例祭を行う。寛文二年の創立なりと言い伝う。(「流山市史・近代資料編」より)
境内社石見社の由緒
石見社の由来
「いわみさま」は寛政年間、徳川幕府の房総三牧の野馬方総取締まりをされた旗本岩本石見守をお祀りしたお宮です。
長崎、野々下は三牧の一つ小金牧の野付の村として隣接した牧内に野馬入り新田を開拓することは多年の願でした。この願望を認めてくれたのが石見守で寛政六年のことでした。この新田を原新田と呼びました。林畑です。この新田には秣の育成、松、過ぎ、楢等の植林がなされ、薪、炭の生産も成果を上げ豊かな村となりました。
村民一同、石見守のお陰と感謝の念を深めました。報恩の一念から文化九年には「岩本大明神」の石碑を建て、明治初年にはこの碑を御神体として長崎一丁目七四二番地に境内を定め、社を設け、鳥居も建てて代々祭祀を続けて参りました。昭和六十二年七月十五日天形星神社境内に造営竣工された新社殿に遷座されました。(境内石碑より)
天形星神社の周辺図
参考資料
- 「千葉縣東葛飾郡誌」
- 「千葉県神社名鑑」