思井熊野神社|流山市思井の神社
思井熊野神社の概要
思井熊野神社は、流山市思井にある神社です。思井熊野神社の創建年代等は不詳ながら、当地の集落形成が室町時代以前であることから、社の創建も近世以前であろうとされ、天和元年(1681)再建の棟札が残されています。八木地区の鎮守として祀られ、明治維新後の社格制定に際し、村社に列格していました。
社号 | 熊野神社 |
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祭神 | 櫛御気野命 |
相殿 | - |
境内社 | 三峰神社 |
住所 | 千葉県流山市思井305 |
祭日 | 10月9日 |
備考 | - |
思井熊野神社の由緒
思井熊野神社の創建年代等は不詳ながら、当地の集落形成が室町時代以前であることから、社の創建も近世以前であろうとされ、天和元年(1681)再建の棟札が残されています。八木地区の鎮守として祀られ、明治維新後の社格制定に際し、村社に列格していました。
「千葉県神社名鑑」による思井熊野神社の由緒
天和元年(一六八一)一一月社殿を再建と棟札に記されているが、創立は不詳。古記録によると、当地の集落の形成は室町以前であり、創建はさらに遡るものと考えられる。(「千葉県神社名鑑」より)
「千葉縣東葛飾郡誌」による思井熊野神社の由緒
熊野神社
思井にあり、櫛御氣野命を祀る元は八木八區の惣鎮守にして棟札に天和元年十一月再建の記あり、地は高燥にして形勝の地を占めたり。(「千葉縣東葛飾郡誌」より)
「流山市史・近代資料編」による思井熊野神社の由緒
熊野神社
熊野神社は、思井区にあり。境内広からざるも高燥の地を占め、近く江戸川の白帆を望み、はるかに富嶽を仰ぐの勝地たり。
祭神は、櫛御気野命にして、霊元天皇の天和年間(大正六年を去る二百二十八年前)十一月再建と棟札に記載せられ、創立の年月はつまびらかならず。毎年十月九日例祭を行う。元八木地区の鎮守たり。境内に摂社三峰神社を祀る。(「流山市史・近代資料編」より)
思井熊野神社の周辺図
参考資料
- 「千葉縣東葛飾郡誌」
- 「千葉県神社名鑑」