石川菅原神社|佐倉市石川の神社
石川菅原神社の概要
石川菅原神社は、佐倉市石川にある神社です。石川菅原神社は、享和元年(1801)記載の「石川村天満宮縁起」によると、千葉介親胤が室町時代に勧請したといいます。明治維新後の社格制定に際し村社に列格していました。
社号 | 菅原神社 |
---|---|
祭神 | 菅原道真公 |
相殿 | - |
境内社 | 子安神社、金刀比羅神社、諏訪神社、三峯神社 |
例祭日 | 1月25日 |
住所 | 佐倉市石川164 |
備考 | - |
石川菅原神社の由緒
石川菅原神社は、享和元年(1801)記載の「石川村天満宮縁起」によると、千葉介親胤が室町時代に勧請したといいます。明治維新後の社格制定に際し村社に列格していました。
「千葉県神社名鑑」による石川菅原神社の由緒
石川菅原神社について
下總國印旛郡石川村の村社であるこの神社は、菅原道真を祭神としている。
創建年代は不詳であるが、享和元年(一八〇一)十月に、この神社の別当寺であった長永寺(現在は廃寺)の住職である宥宣の手になる「石川村天満宮縁起」にその由緒が記されている。その記載には「寺内に天満宮を勧請し奉り森々たり」とある。長永寺は千葉家の家紋「月星」を奉納されたことにより天神山月星院長永寺と称したように、千葉氏と関係が深い寺院である。この神社はその守護神という位置づけであったと考えられる。
また、明治期につくられた「下総国印旛郡神社明細帳」には、「千葉県管下下総国印旛郡石川村字新屋前 村社菅原神社 祭神菅原道真真霊 氏子戸数弐拾九戸」と記されている。
平成弐壱年三月吉日建立(境内掲示より)
「千葉県神社名鑑」による石川菅原神社の由緒
当社蔵菅原神社縁起(享保元年の扁額)によれば、千葉介親胤の勧請で、保元二年の建立である。(「千葉県神社名鑑」より)
「印旛郡誌」による石川菅原神社の由緒
村社菅原神社
石川村字新屋前にあり菅原道真公を祭る由緒不詳社殿間口二間奥行一間半拝殿間口四間奥行二間境内二百五十四坪(官有地第一種)あり神官は八坂神社祠掌兼務田中長右衛門にして氏子二十九戸を有し管轄廳まで四里十一町二間あり(神社明細帳)(「印旛郡誌」より)
石川菅原神社所蔵の文化財
- 菅原神社の境内木(スダジイ)(佐倉市選定保存樹)
菅原神社の境内木(スダジイ)
室町時代に創立された当時に境内木として植えられたものと想定される。(佐倉市掲示より)
石川菅原神社の周辺図
参考資料
- 千葉県神社名鑑
- 「印旛郡誌」