岩富八幡神社|佐倉市岩富町の神社
岩富八幡神社の概要
岩富八幡神社は、佐倉市岩富町にある神社です。岩富八幡神社は、徳川家康の関東入国後に当地の領主となった北條氏勝が、鶴岡八幡宮を勧請して慶長14年(1609)に創建したといいます。明治維新後の社格制定に際して村社に列格、明治43年道祖神社を合祀しています。
社号 | 八幡神社 |
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祭神 | 譽田別命、比賣大神、神功皇后 |
相殿 | - |
境内社 | 天満天神宮 |
例祭日 | 旧8月15日 |
住所 | 佐倉市岩富町392 |
備考 | - |
岩富八幡神社の由緒
岩富八幡神社は、徳川家康の関東入国後に当地の領主となった北條氏勝が、鶴岡八幡宮を勧請して慶長14年(1609)に創建したといいます。明治維新後の社格制定に際して村社に列格、明治43年道祖神社を合祀しています。
「千葉県神社名鑑」による岩富八幡神社の由緒
由緒に関する記載なし(「千葉県神社名鑑」より)
「印旛郡誌」による岩富八幡神社の由緒
村社八幡神社
岩富村字本宿にあり譽田別命久那斗命を祭る氏子六十八戸を有し境内六百九十坪(官有地第一種)老杉古椎枝を交へて日を遮る堂宇間口二間奥行一間半にして宏壮ならずと雖も一度境内に入れば思はず敬虔の念禁ずる能はざるものあり慶長十四年北條氏勝の此地に封ぜらるるや鎌倉鶴岡八幡宮の神鏡を模鑄してこれを祀れりと云ふ明治四十三年三月十一日許可を得て仝所字台宿四百廿番地にありし無格社道祖神社を本社に合祀す毎年九月十五日を以て祭典を行ひ神官(岩藤氏)祭式の後區民一同参拝す式後境内に於て青年の角力を行ふを例とす十七日祭典掛獅子舞をなして戸毎を廻り以て悪魔を拂ふと稱す(神社明細帳)
〇(新撰佐倉風土記云)在嚴富村古壘地舊風土記曰慶長十四年北條氏勝模鑄鎌倉鶴岡之神鏡以祭之云(「印旛郡誌」より)
岩富八幡神社所蔵の文化財
- 岩富町八幡神社境内木(スギ、エノキ、ケヤキ)(佐倉市保存樹)
富町八幡神社境内木
慶長14(1609)年北条氏勝が鶴岡八幡宮の神鏡を撲鋳し当地に祀った後に、境内木として植えたと伝わる。(佐倉市掲示より)
岩富八幡神社の周辺図
参考資料
- 千葉県神社名鑑
- 「印旛郡誌」