城麻賀多神社|佐倉市城の神社
城麻賀多神社の概要
城麻賀多神社は、佐倉市城にある神社です。城麻賀多神社の創建年代等は不詳ながら、保元2年(1157)創建説もあるとされます。六崎郷(六崎・石川・城・表町)の鎮守として祀られ、明治維新後の社格制定に際し郷社に列格していました。
社号 | 麻賀多神社 |
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祭神 | 稚産靈命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
例祭日 | 10月15・16日 |
住所 | 佐倉市城777-5 |
備考 | - |
城麻賀多神社の由緒
城麻賀多神社の創建年代等は不詳ながら、保元2年(1157)創建説もあるとされます。六崎郷(六崎・石川・城・表町)の鎮守として祀られ、明治維新後の社格制定に際し郷社に列格していました。
「千葉県神社名鑑」による城麻賀多神社の由緒
創祀年代は明らかでないが、一説に保元二年とするのがある。現在の氏子区域は六崎・石川・城・表町の四区に分かれるが、堀田氏が佐倉城主に封ぜられた以前はこの地区全域を六崎と称した。神輿(寛文一二年製作)が市の文化財に指定されている。(「千葉県神社名鑑」より)
「印旛郡誌」による城麻賀多神社の由緒
郷社麻賀多神社
城字春路にあり稚産靈命を祭る由緒不詳社殿間口一間半奥行一間半境内五百十六坪(官有地第一種)あり神官は田中長右衛門にして氏子百五十戸を有し管轄廳まで四里とす境内二社あり即
一、三峯神社 伊邪那美命を祭る由緒不詳建物間口三尺奥行四尺
二、疱瘡神社 直兒神を祭る由緒不詳建物間口一尺五寸奥行二尺(神社明細帳)(「印旛郡誌」より)
城麻賀多神社所蔵の文化財
- 城麻賀多神社の神輿の巡幸及び奉納相撲と旧相撲地跡(佐倉市市民文化資産)
城麻賀多神社の神輿の巡幸及び奉納相撲と旧相撲地跡
城麻賀多神社はかつて六崎村といわれた、六崎・城・石川・表町四区の氏神である。神輿の巡幸は「明神祭り さーらばさし」の独得の節回しで荘重且つ勇壮に行われ、伝統的な巡幸の様式が残されている。また、古くから行われている奉納相撲は子供、青年会によって毎年実施されており、明治の中頃までは東京の大相撲を招いて実施されていたという。旧相撲地跡は、神輿巡幸の跡と、すりばち状の相撲地跡の一部が残り、記念碑が建立され、神輿の巡幸時に必ず立ち寄っている。地域住民に長く保護され継承された貴重な文化資産である。(佐倉市教育委員会掲示より)
城麻賀多神社の周辺図
参考資料
- 千葉県神社名鑑
- 「印旛郡誌」