馬渡八坂神社|佐倉市馬渡の神社
馬渡八坂神社の概要
馬渡八坂神社は、佐倉市馬渡にある神社です。馬渡八坂神社の創建年代等は不詳ながら、当地は千葉と佐倉を結ぶ街道の要衝として古くより栄え、参詣者で賑わっていたといいます。明治維新後の社格制定に際し村社に列格していました。
社号 | 八坂神社 |
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祭神 | 須佐之男命、天照大御神 |
相殿 | - |
境内社 | - |
例祭日 | 例大祭8月1~7日(祇園祭) |
住所 | 佐倉市馬渡1291 |
備考 | - |
馬渡八坂神社の由緒
馬渡八坂神社の創建年代等は不詳ながら、当地は千葉と佐倉を結ぶ街道の要衝として古くより栄え、参詣者で賑わっていたといいます。明治維新後の社格制定に際し村社に列格していました。
「千葉県神社名鑑」による馬渡八坂神社の由緒
創建年代不詳だが、『大日本地名辭典』に馬渡は「千葉より佐倉に往来する大路之を貫き馬渡を以て駅付とする」とあり、他村より早く開けた土地で、徳川時代の繁栄は察するに余りあり、南北に一貫する大路を見下ろす東南の丘山に社殿は鎮座する。御祭神須佐之男命は国土の守護神。八月一日の例祭は「祇園祭」とも称し、往時より一週間に渡る神幸祭を持続し、賽客遠近より集まること今も変わりない。境内地末社四社が合祀されている。市文化財に指定されている巨杉の御神木がある。(「千葉県神社名鑑」より)
「印旛郡誌」による馬渡八坂神社の由緒
村社八坂神社
馬渡區字坊山台にあり須佐之男命を祭る社殿間口三間奥行三間境内六百九十七坪(官有地第一種)ありて古杉多く神威崇嚴なるを覺ゆ氏子九十七戸あり仝前田中氏神官たり毎年八月朔日祭典を執行し賽客遠近より来り集り其の賑甚し管轄廳まで三里五町あり又境内に神社四社あり即
一、神武天皇神社 神倭磐余毘古命を祭る由緒不詳建物は間口は二尺奥行二尺
二、日枝神社稲荷神社 大己貴命、稲倉魂命を祭る由緒不詳建物間口二間奥行二間
三、三峯神社 伊弉冊尊を祭る由緒不詳建物間口奥行共に二尺
四、天神社 菅原道眞公を祭る由緒不詳建物間口二尺奥行四尺(「印旛郡誌」より)
馬渡八坂神社所蔵の文化財
- 八坂神社境内木
八坂神社境内木
往時より千葉からの街道の駅次として栄えた当地の神社に境内木として植えられたものである。(佐倉市掲示より)
馬渡八坂神社の周辺図
参考資料
- 千葉県神社名鑑
- 「印旛郡誌」