小竹水神社|明治初期頃に創祀
小竹水神社の概要
小竹水神社は、佐倉市小竹にある神社です。小竹水神社は、水災が頻発した明治初期頃に、水災除けを祈願して祀られたと伝えられます。
社号 | 水神社 |
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祭神 | 罔象女神 |
相殿 | - |
境内社 | - |
例祭日 | 10月15日 |
住所 | 佐倉市小竹1161 |
備考 | - |
小竹水神社の由緒
小竹水神社は、2m以上浸水することもある当地で、水災が頻発した明治初期頃に、水災除けを祈願して祀られたと伝えられます。
境内掲示による小竹水神社の由緒
小竹村は印旛沼の氾濫に度々苦しめられてきました。田のそばの少し小高い場所に、水神社はよく見られます。印旛沼は、利根川からと周辺からの流入により、毎年のように氾濫し2メートル以上浸水した記録があります。特に頻繁した明治初期ころ、水災からの加護を祈願し、ここに水祖、罔象女神(彌都波能賣命)が祀られたと伝えられています。大正11年(1922)印旛水門が完成してから利根川からの流入が防がれ、洪水対策施設ができる昭和35年(1960)にようやく収まりました。大きな流れと共に運ばれた肥沃な大量の土砂は、平らな低地となり、現在の水田に適した地形となりました。
水神社は、大きな災害が起こらないように、今もこの地を見守っています。(境内掲示より)
「千葉県神社名鑑」による小竹水神社の由緒
由緒に関する記載なし(「千葉県神社名鑑」より)
「印旛郡誌」による小竹水神社の由緒
水神社
無格社
小竹區字宮ノ後
水祖罔象女神
由緒不詳
社殿間數間口二尺七寸奥行三尺一寸
境内坪數三七坪(「印旛郡誌」より)
小竹水神社の周辺図
参考資料
- 千葉県神社名鑑
- 「印旛郡誌」