坂戸八幡神社|佐倉市坂戸の神社
坂戸八幡神社の概要
坂戸八幡神社は、佐倉市坂戸にある神社です。坂戸八幡神社の創建年代等は不詳ながら、鶴岡八幡宮を勧請して創建され、千葉氏の家臣原氏の氏神として祀られていたといいます。江戸期には旗本石尾織部が再建、明治維新後の社格制定に際して村社に列格していました。
社号 | 八幡神社 |
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祭神 | 譽田別尊 |
相殿 | - |
境内社 | - |
例祭日 | 奉射祭1月15日、子安祭10月25日、例大祭10月14-16日 |
住所 | 佐倉市坂戸1204 |
備考 | - |
坂戸八幡神社の由緒
坂戸八幡神社の創建年代等は不詳ながら、鶴岡八幡宮を勧請して創建され、千葉氏の家臣原氏の氏神として祀られていたといいます。江戸期には旗本石尾織部が再建、明治維新後の社格制定に際して村社に列格していました。
「千葉県神社名鑑」による坂戸八幡神社の由緒
由緒に関する記載なし(「千葉県神社名鑑」より)
「印旛郡誌」による坂戸八幡神社の由緒
村社八幡神社
坂戸區字馬場に在り譽田別命を祭る鎌倉鶴岡八幡宮の遷座なりと云ふ本社棟札の記には原近江守の氏神石尾織部の再建とあり原氏は千葉氏の家臣にして石尾氏は徳川氏の旗本なり坂戸は石尾氏の領地なりしとあり維新前は別當智光院と稱する祈願寺ありこの神社の神事を勤めしものにして所謂神佛混合の有様なりき維新後は神職(今岩藤氏)にて社務を掌り毎年陰暦九月十五日を以て例祭日とし神輿の渡御あり氏子(九十六戸)役員禮服にて警護す陰暦の廢止と共に十月十五日を以て祭日とせり社殿間口二間奥行二間境内八百四十六坪(官有地第一種)あり管轄廳まで三里三十九間あり境内十社の神社あり左の如し
一、子安神 木花佐久夜比咩を祭る由緒不詳建物三尺四方あり
二、淡嶋神社 少彦名命を祭る由緒不詳建物三尺四方あり
三、翁顯神社 𪉩樋翁を祭る由緒不詳建物三尺四方あり
四、淺間神社 木花開耶姫命を祭る由緒不詳建物三尺四方あり
五、日枝神社 大山咋命を祭る由緒不詳建物は三尺四方
六、天神社 菅相公靈を祭る由緒不詳建物三尺四方
七、皇産靈命を祭る由緒不詳建物一間二尺奥行一間
八、雉々子神社 雉々子命を祭る由緒不詳建物三尺四方
九、三峰神社 伊邪那美命をを祭る由緒不詳建物三尺四方
十、瘤神社 祭神由緒共に不詳を祭る建物三尺四方(神社明細帳郷土誌)(「印旛郡誌」より)
坂戸八幡神社の周辺図
参考資料
- 千葉県神社名鑑
- 「印旛郡誌」