下志津春日神社|佐倉市下志津の神社
下志津春日神社の概要
下志津春日神社は、佐倉市下志津にある神社です。下志津春日神社は、南北朝時代の貞和5年(1349)に創建したとされます。明治維新後の社格制定に際し村社に列格していました。
社号 | 春日神社 |
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祭神 | 天兒屋根命 |
相殿 | - |
境内社 | 古峯神社、子安神社、八坂神社、天満宮、戸隠神社 |
例祭日 | 9月15日 |
住所 | 佐倉市下志津823 |
備考 | - |
下志津春日神社の由緒
下志津春日神社は、南北朝時代の貞和5年(1349)に創建したとされます。明治維新後の社格制定に際し村社に列格していました。境内社の八坂神社は安政5年(1858)、子安神社は安永8年(1779)、天満宮は万延元年(1860)の創祀だといいます。
「千葉県神社名鑑」による下志津春日神社の由緒
貞和五年八月一五日創立。文政六年一一月再建。元春日大明神と称し、明治元年四月春日神社と改称した。(「千葉県神社名鑑」より)
「印旛郡誌」による下志津春日神社の由緒
村社春日神社
下志津區字大口にあり天兒屋根命を祭る貞和五年八月十五日創立文政六年十一月建替元春日大明神と稱し来りしを明治元年四月春日神社と改稱す毎年九月祭典を執行す社殿は四尺五寸四方にして籠殿間口四間奥行二間鳥居一個石鹿一手洗所一境内二百十坪(官有地第一種)あり齋藤久次郎社務を掌り氏子百七戸を有し管轄廳まで三里廿一町二十二間あり境内七社あり即
一、八坂神社 素戔嗚命を祭る安政五戊年九月の創立にして元牛頭天王と稱したりしが明治元年四月今の社名に改む建物間口二尺五寸奥行三尺五寸
二、五社神社 大己貴命少彦名命大日孁命稲蒼魂命埴安姫命を祭る寶暦二年九月の創立にして年々春秋社日に祭典す建物間口二尺五寸奥行三尺五寸
三、金毘羅神社 大己貴命を祭る文化十二年六月十日創立にして元金比羅大權現と稱し来りしを明治元年四月今の名に改む建物は間口二尺五寸奥行三尺五寸あり
四、子安神社 木花開耶姫命を祭る安永八巳亥年十一月十一日の創立建物間口二尺奥行三尺
五、疱瘡神社 大直日命を祭る安政五申年十一月吉日の創立にして建物間口二尺奥行三尺
六、天満宮 菅原道真を祭る萬延元年正月廿五日藤原貞盛之筆子中にて建立す建物石祠にして間口四尺奥行二尺五寸あり
七、稲荷神社 稲蒼魂命を祭る天明五年九月廿一日の創立にして石祠あり高二尺八寸横一尺二寸あり(神社明細帳)(「印旛郡誌」より)
下志津春日神社の周辺図
参考資料
- 千葉県神社名鑑
- 「印旛郡誌」