臼井田星神社|佐倉市臼井田の神社
臼井田星神社の概要
臼井田星神社は、佐倉市臼井田にある神社です。臼井田星神社は、臼井城築城に際し、城主臼井常康公が、千葉氏一族が尊崇する妙見神を祀り、永久年間(1113-1118)に創建したと伝えられます。
社号 | 星神社 |
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祭神 | 天御中主命 |
相殿 | - |
境内社 | 子安神社(子安観音) |
例祭日 | 8月22日 |
住所 | 佐倉市臼井田1080 |
備考 | - |
臼井田星神社の由緒
臼井田星神社は、臼井城築城に際し、城主臼井常康公が、千葉氏一族が尊崇する妙見神を祀り、永久年間(1113-1118)に創建したと伝えられます。大正2年刊行の「印旛郡誌」には妙見社として記載されていますが、その後星神社と改称したようです。
境内掲示による臼井田星神社の由緒
臼井妙見社
臼井城築城の時、場内の鬼門の地に創建された社のひとつといわれているが縁起は明確でない。
祭礼は八月二十二日である。
妙見とは北斗七星を神格化したもので、鎮護国家、除災寿福の菩薩である。千葉氏一族にとってはその祖平良文以来の守護神でその所領には、必ず妙見をまつり尊崇したという。
一族の家紋である、「月星」「日月」「九曜」はこの妙見に由来しており、当神社の社紋ともなっている。
なお妙見社下の八幡台に通じる道には
「左くすのきみち 右さくらみち」と刻まれた石仏道標がある。
これは赤子を抱いた子安観音で側面に、
安政四丁巳(一八五七)と彫ってあり、成田街道から楠の大木のあった八幡社旧山王社へ入る道標を兼ねていた。(氏子一同)(境内掲示より)
「千葉県神社名鑑」による臼井田星神社の由緒
臼井城跡の西一町の所にあり、永久年間、臼井城主常康公が守護神として創立した社である。(「千葉県神社名鑑」より)
「印旛郡誌」による臼井田星神社の由緒
無格社妙見社
臼井田町古城址の西一町の處にあり永久中臼井常胤の其の守護神として創立する所なり毎年八月廿二日を以て之を祭る社後に槻の巨木あり周圍三丈餘(「印旛郡誌」より)
臼井田星神社の周辺図
参考資料
- 千葉県神社名鑑
- 「印旛郡誌」