西の作庚申塚。佐倉市小竹にある旧跡・名所

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西の作庚申塚。佐倉市小竹にある旧跡・名所

西の作庚申塚の概要

西の作庚申塚は、佐倉市小竹にある名所旧跡です。西の作庚申塚は、小竹後谷津1号墳上に祀られた庚申塔4基です。当地の庚申塔は、延享2年(1745)の庚申塔が蒼面金剛像・邪鬼・三猿を描いたもので、他の3基は文字のみの石塔です。

西の作庚申塚
西の作庚申塚の概要
旧跡・名所名 西の作庚申塚
みどころ 史跡
入場時間 -
入場料 -
住所 佐倉市小竹
備考 -




西の作庚申塚の縁起

西の作庚申塚は、小竹後谷津1号墳上に祀られた庚申塔4基です。当地の庚申塔は、延享2年(1745)の庚申塔が蒼面金剛像・邪鬼・三猿を描いたもので、他の3基は文字のみの石塔です。

境内掲示による西の作庚申塚について

西の作庚申塚(小竹後谷津1号墳)
庚申信仰は中国から伝えられ、庚申の日に集まって語り明かす庚申待ちを3年間(18回)繰り返すと、その記念として「庚申塔」や「青面金剛」と刻んだ石碑を建てました。
鎌倉時代から室町時代になると貴族だけの信仰から、武士・民間へと広がり、15世紀の後半以後、庚申塔の前身である庚申板碑が造立されはじめ、その後、江戸時代初めより庚申塔の建立が広く行われるようになりました。
ここには4基あり、右から2番目の笠つきのものが江戸時代中頃の延享2年(1745年)のものです。上部に日・月、真ん中に蒼面金剛像、足下には踏みつけられた邪鬼、下部に三猿(見ざる、言わざる、聞かざる)と庚申塔の形式をよく保っています。
【庚申とは、十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)と十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)を組み合わせた干支のひとつです。干支は60種できますが、これを日に割り当てると60日、年に割り当てると60年に一度やってきます。60歳を祝う「還暦」は、60年経つと生まれた年の干支に戻り、生まれ変わって出直すという意味があります。】(境内掲示より)


西の作庚申塚の周辺図