坂戸神社|袖ヶ浦市坂戸市場の神社

猫の足あとによる千葉県寺社案内

坂戸神社|袖ヶ浦市坂戸市場の神社

坂戸神社の概要

坂戸神社は、袖ヶ浦市坂戸市場にある神社です。坂戸神社の創建年代は不詳ですが、日本武尊東征の時本社に戦捷を祈り親ら奉幣したと伝えられ、旧くより近郷の総鎮守であったといいます。天正19年徳川家康により御朱印状を与えて、神領50石と定められ、明治4年には郷社に列格していました。

坂戸神社
坂戸神社の概要
社号 坂戸神社
祭神 天手力雄命、天児屋根命、天太玉命
相殿 -
末社 -
例祭日 -
住所 袖ヶ浦市坂戸市場1441
備考 旧郷社



坂戸神社の由緒

坂戸神社の創建年代は不詳ですが、日本武尊東征の時本社に戦捷を祈り親ら奉幣したと伝えられ、旧くより近郷の総鎮守であったといいます。天正19年徳川家康により御朱印状を与えて、神領50石と定められ、明治4年には郷社に列格していました。

「稿本千葉県誌」による坂戸神社の由緒

郷社・坂戸神社
同郡(同上)[君津郡(舊望陀郡)]楢葉村大字坂戸市場字坂戸山に在り、境内二千九百六十六坪、天手力雄命、天児屋根命、天太玉命を合祀す、社傳に云ふ、創建年月詳ならず、日本武尊東征の時本社に戦捷を祈り親ら奉幣したまひしと。天正十九年徳川家康舊来の神領を制限して高五十石となし、元禄三年検地の際神田を指定す。古来近郷舊十二村(坂戸市場・中野・牛込・中島・瓜倉・畔戸・江川・久津間・萬石・高柳・牛袋・袋野)の鎮守たり、明治四年郷社に列せらる。本社もと坂戸太明神と稱し神職六家社僧も三寺ありしが明治の初め之を廃し本稱に改む、境内末社九座あり。明治三十九年十二月幣饌料供進指定(「稿本千葉県誌」より)


坂戸神社所蔵の文化財

  • 坂戸神社の森(千葉県指定天然記念物)

坂戸神社の森

この森は開発の進んだ京葉地帯では、最も規模が大きい広葉樹林で、この潜在植生を示す学術上貴重な極相林として指定されました。
社殿周辺には、スダジイをはじめモミ、ツガなどの大木が生い茂っています。北斜面に見られるマテバシイ林とタブ林は、この地域には数少ないものです。なお、森の南側には、二段の砂丘が残されており、その上には、美しいクロマツ林を見ることができます。
この森の大半を占めるスダジイ林には、スダジイの他にアカガシ、ヤブニッケイ、シラカシなどの高木がはえています。林床では、ベニシダ、アスカイノデなどのシダ類の他にマンリョウ、ヤブコウジ、テイカカズラなどスダジイと結びつきの深い草木を観察することができます。(千葉県教育委員会掲示より)


坂戸神社の周辺図