稲荷神社|浦安市当代島の神社
稲荷神社の概要
稲荷神社は、浦安市当代島にある神社です。稲荷神社は、元禄2年(1689)に小岩善養寺から移し祀ったいいます。
社号 | 稲荷神社 |
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祭神 | 豊受大神 |
相殿 | - |
境内社 | 八幡神社 |
住所 | 千葉県浦安市当代島3-11-1 |
祭日 | 例大祭10月15日、水神祭6月15日 |
備考 | - |
稲荷神社の由緒
稲荷神社は、元禄2年(1689)に小岩の善養寺から移し祀ったいいます。
「浦安市史」による稲荷神社の由緒
稲荷神社は元禄二年(一六八九年)、小岩の善養寺から移し祀ったものといわれ、豊受大神を祀っている。当代島三丁目一一番にあり、境内は約八九四平方メートルある。「浦安市史」より)
千葉県神社名鑑による稲荷神社の由緒
元禄二年に、武蔵国小岩村の善養寺から移し祀って創立される。その後社殿が破損し、明治四年四月に改築、同四一年に再建した。昭和二〇年に米軍の爆撃にあい、同三四年に再建され、その後腐朽が甚だしく再び同五八年に改築工事に着工した。当社は、古くから疱瘡に霊験があるというので、嘉永年間には、社内にある小石を頂いて帰る者が市をなしたという。(千葉県神社名鑑より)
稲荷神社所蔵の文化財
- 富士塚
富士塚
この山は、富士山を模したもので大正十一年(一九二二年)七月従来からあった山を清滝神社世話人や、富士講中達が住民から墨石の寄贈を受け、改築造したもので、頂上に木花咲耶姫命を祀った石造りの浅間神社があり、登山口の灯篭一対と明神鳥居は地区有志の奉納による。
毎年六月三十日には神前に神楽が奉納され、富士講の人達は境川で水行をとり、体を浄めたあと、真っ白な行衣に白の帯を締め、手甲、脚絆に身を固め、菅笠をかぶり、金剛杖とりんを持って、六根清浄と唱えながら神社に参拝し、翌七月一日富士山の山開きに出発する。
盛況を極めた富士登山も昭和初期には次第にしびれ、今日ではほとんど影をひそめている。(浦安市教育委員会掲示より)
稲荷神社の周辺図
参考資料
- 「浦安市史」
- 千葉県神社名鑑