雷香取神社|旧東宇喜田村雷組鎮守
雷香取神社の概要
雷香取神社はは、江戸川区東葛西にある香取神社です。雷香取神社は、邵値阿闍梨が下総の香取大神を勧請して慶安2年(1649)に創建、天保7年(1836)数百メートルほど遷座、旧東宇喜田村雷組の鎮守だったといいます。平成2年当地へ遷座したといいます。
社号 | 香取神社 |
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祭神 | 経津主命 |
相殿 | - |
境内社 | 竜神社、八雲神社 |
住所 | 江戸川区東葛西4-38-11 |
祭日 | - |
備考 | 旧東宇喜田村雷組鎮守 |
雷香取神社の由緒
雷香取神社は、邵値阿闍梨が下総の香取大神を勧請して慶安2年(1649)に創建、天保7年(1836)数百メートルほど遷座、旧東宇喜田村雷組の鎮守だったといいます。平成2年当地へ遷座したといいます。
「江戸川区史」による雷香取神社の由緒
香取神社(葛西一丁目一四五〇番地)
慶安二年(一六四九)に邵値阿闍梨が下総の香取大神を勧請して創建したという。祭神は経津主命。もとは昇覚寺持ちで南方にあったが、天保年間教典法印によって真蔵院持ちとなり、天保七年現在地に移された。以後旧東宇喜田村雷組の鎮守となった。(「江戸川区史」より)
東京都神社名鑑による雷香取神社の由緒
旧東宇喜田村(中葛西の一部、東葛西)は徳川幕府の初期に開墾し、慶安二年(一六四九)村民の切願により、東西の境に下総の香取大神を勧請し、悪魔、崇り神のこの地に入りくるを防ぎ、住民の安楽を祈癒した。これ当社の創立にして、東部(雷)の社である。はじめの地は現在地より南三百メートルにあったが、天保七年(一八三六)現在地に移す。以後、同村真蔵院持となり、雷の鎮守神と崇められ、明治初年香取神社と改め、天祖神社の神職兼ねて奉仕する。(東京都神社名鑑より)
新編武蔵風土記稿による雷香取神社の由緒
香取社
村内(東宇喜田村)雷組の鎮守とす。真蔵院持。(新編武蔵風土記稿より)
境内石碑による雷香取神社の由緒
本社は古くは明和5年(1769年)の昔郷土の鎮守として鎮座いたしておりこの度再度の改築であり今回の改築は都市計画整理事業による道路築造工事に伴い神社の移転をよぎなくされ、現在地に再建されたのであります。建物も老朽化されており、改築の時期でもあり地区住民挙って計画に賛成されたのであります。
施行は神殿水屋新築鳥居狛犬敷石端垣燈籠水神社、八雲神社等付帯事業造営にあたっては町民挙ってこの一大事業に深大な支援協力を得併せて篤志家の御厚志を仰ぎ勧進した浄財と都市計画局防災計画都部市街地開発課からの神社移転補償金を以てこれに充て平成2年(1990年)10月竣工をみる。
この事蹟を記念し、経緯を永く沿革としてしるす。
平成2年10月27日雷香取神社建設委員会(境内石碑より)
雷香取神社の周辺図