一向山称専寺|葛西大師まいり10番、11番
称専寺の概要
浄土宗寺院の称専寺は、一向山無量院と号します。誠蓮社法誉上人清教大和尚(元亀3年寂)が永禄5年(1562)に創建したといいます。葛西大師まいり10番、11番です。
山号 | 一向山 |
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院号 | 無量院 |
寺号 | 称専寺 |
住所 | 江戸川区東葛西1-38-23 |
本尊 | 阿弥陀三尊像 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 葛西大師まいり10番、11番 |
称専寺の縁起
称専寺は、誠蓮社法誉上人清教大和尚(元亀3年寂)が永禄5年(1562)に創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による称専寺の縁起
称専寺
浄土宗、下今井村金蔵寺末。一向山無量院と号す。本尊弥陀を安す。開山法誉、永禄5年3月6日寂す。(新編武蔵風土記稿より)
江戸川区教育委員会掲示による称専寺の縁起
称専寺
永禄5年(1562)に創建された旧桑川村の古刹で、浄土宗。一向山無量院と号します。開山は誠蓮社法誉上人清教大和尚(元亀3年寂)です。本尊に、阿弥陀三尊像をまつっています。
参道入口には万冶3年(1660)の銘をもつ地蔵菩薩像庚申塔、門内にも同年銘の阿弥陀如来像庚申塔があります。庚申塔は、60日に一度めぐってくる庚申の日の夜に、眠っている人の体内から三尸という虫が抜け出て天帝に罪過を告げるという道教の教えに由来する庚申信仰の信者によって建立されました。江戸時代には、悪疫を調伏する青面金剛を本尊とすることが多く見られましたが、初期には阿弥陀や地蔵なども刻まれました。(江戸川区教育委員会掲示より)
称専寺所蔵の文化財
- 地蔵菩薩像庚申塔(万冶3年銘・女人講中)(江戸川区有形民俗文化財)
- 阿弥陀如来像庚申塔(万冶3年銘・男人講中)(江戸川区有形民俗文化財)
- 葛西大師まいり(江戸川区無形民俗文化財)
称専寺の周辺図