寶徳山金蔵寺|室町時代創建
金蔵寺の概要
浄土宗寺院の金蔵寺は、寶徳山寿松院と号します。金蔵寺は、魁誉覚願(応永22年1415年寂)が開山となり創建、龍誉白道(享徳3年1455年寂)が中興したといいます。
山号 | 寶徳山 |
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院号 | 寿松院 |
寺号 | 金蔵寺 |
住所 | 江戸川区江戸川3-23-4 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
金蔵寺の縁起
金蔵寺は、魁誉覚願(応永22年1415年寂)が開山となり創建、龍誉白道(享徳3年1455年寂)が中興したといいます。
新編武蔵風土記稿による金蔵寺の縁起
(上今井村)金蔵寺
同末(浄土宗、増上寺末)、寶徳山寿松院と号す。本尊阿弥陀、長3尺2寸、聖徳太子の作。寶徳2年起立、開山魁誉覚願、応永22年11月25日寂す。中興龍誉白道、享徳3年8月15日寂す。(新編武蔵風土記稿より)
「江戸川区史」による金蔵寺の縁起
金蔵寺(江戸川三丁目二三番地)
浄土宗で宝徳山松寿院という。もとは智恩院の末であった。応永年間に魁誉覚順和尚が草庵を結んだのが始まりで、和尚は応永二十二年十一月二十五日入寂した。第四世までは草庵であったが、五世の依正上人の時宝徳山と号した。中興の祖は六世竜誉白道上人で、享徳三年八月十五日入寂した。本尊は阿弥陀如来で宝徳二年からまつる。慶安五年に本堂が建立されて隆盛になり、数ヵ寺の末寺を持つようになった。正徳年間今井の末寺法安寺を合併した。今の本堂は昭和十一年七月に上棟した。(「江戸川区史」より)
金蔵寺のもと末寺
金蔵寺は、江戸時代には周辺の浄土宗寺院を末寺に擁する小本寺格の寺院でした。
金蔵寺の周辺図