西方山安養寺|こんにゃく閻魔
安養寺の概要
浄土宗寺院の安養寺は、西方山浄土院と号します。安養寺は、栄三大和尚(天正2年1574年寂)が永禄10年(1567)に創建したといいます。
山号 | 西方山 |
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院号 | 浄土院 |
寺号 | 安養寺 |
住所 | 江戸川区東瑞江2-50-2 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
安養寺の縁起
安養寺は、栄三大和尚(天正2年1574年寂)が永禄10年(1567)に創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による安養寺の縁起
(下鎌田村)安養寺
同宗(浄土宗、上今井村浄興寺末)、西方山浄土院と号す。本尊阿弥陀を置。開山栄三、天正2年7月14日寂す。(新編武蔵風土記稿より)
江戸川区教育委員会掲示による安養寺の縁起
浄土宗で、西方山報土院と号し、永禄10年(1567)栄三大和尚によって開山されたといわれています。
本尊は、木造阿弥陀如来坐像を祀っています。
こんにゃく閻魔
閻魔像は仏身45cmで、江戸時代から「こんにゃく閻魔」と称されています。昔は歯の病や眼疾の人々の信仰を集めました。毎月16日に生蒟蒻を供えて、病気平癒を祈るものが多かったといいます。
また、蛤の貝殻に入れた目薬と、尊像を摺った御影が参詣者に授けられました。
寺宝として、狩野尚信、狩野常信作の絵画来迎仏一幅、狩野尚信作の聖徳太子勝曼経講讃の図、勝川院狩野一信(別名・勝信)作の釈迦牟尼仏世尊涅槃の図があります。(江戸川区教育委員会掲示より)
「江戸川区史」による安養寺の縁起
安養寺(東瑞江二丁目五〇番地二号)
浄土宗で西方山報土院と号し、もとは浄興寺の末であった。永禄十年(一五六七)栄三大和尚が開山した。本尊には阿弥陀如来倚像をまつる。閻魔像は仏身四五センチ程の座像で昔から「こんにゃく閻魔」と称されて、歯や眼病の人の信仰があり、毎月十六日には生コンニャクを供えて祈願する者が多く、昔はハマグリの貝殻に入れた目薬を授けられた。(「江戸川区史」より)
安養寺所蔵の文化財
- こんにゃく閻魔
- 狩野尚信、狩野常信作の絵画来迎仏一幅
- 狩野尚信作の聖徳太子勝曼経講讃の図
- 勝川院狩野一信(別名・勝信)作の釈迦牟尼仏世尊涅槃の図
安養寺の周辺図