薬王山西光寺|江戸川区南篠崎町
西光寺の概要
真言宗豊山派寺院の西光寺は、薬王山蓮華院と号します。西光寺は、法伝中僧都が永正2年(1505)に創建したといいます。
山号 | 薬王山 |
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院号 | 蓮華院 |
寺号 | 西光寺 |
住所 | 江戸川区南篠崎町1-1-24 |
本尊 | 木像阿弥陀如来立像 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
西光寺の縁起
西光寺は、法伝中僧都が永正2年(1505)に創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による西光寺の縁起
(上鎌田村)西光寺
新義真言宗、上小松村正福寺末。薬王山蓮華院と号す。本尊阿弥陀。
鐘楼、延宝7年鋳造の鐘をかく。(新編武蔵風土記稿より)
江戸川区教育委員会掲示による西光寺の縁起
西光寺
永正2年(1505)の草創と伝える旧上鎌田村の古刹で、真言宗豊山派、薬王山蓮華院と号します。本尊には木造阿弥陀如来立像をまつり、本堂脇には薬師堂、鐘楼横に石造線刻地蔵菩薩立像碑があります。(江戸川区教育委員会掲示より)
「江戸川区史」による西光寺の縁起
西光寺(南篠崎町一丁目三一〇番地二号)
真言宗豊山派で薬王山蓮華院と号し、もとは葛飾の正福寺末であった。永正二年(一五〇五)法伝中僧都の草創で、本尊は木造阿弥陀如来立像をまつる。本堂横に薬師堂がある。鐘楼の横に地蔵独尊碑があり、美しい細かい線の陽刻で、この技法による碑は類が少なく珍しいものである。原画は章雲和尚で天明年間の建立である。(「江戸川区史」より)
西光寺所蔵の文化財
- 石造線刻地蔵菩薩立像碑(江戸川区指定有形文化財)
- 絹本着色六地蔵菩薩画像(江戸川区登録有形文化財)
- 地蔵菩薩像庚申塔(万治3年銘)(江戸川区登録有形民俗文化財)
石造線刻地蔵菩薩立像碑
磨かれた石の表面に、描線部分を残して他を彫り込む陽刻浮き彫りの技法で、美しい地蔵菩薩が描かれています。背面の署名から、天明年間(1781-1788)頃の造立と推定されます。(江戸川区教育委員会掲示より)
絹本着色六地蔵菩薩画像二幅
西光寺
寺宝のひとつで、六体の地蔵菩薩が金泥によって描かれています。室町時代の作と推定されます。(江戸川区教育委員会掲示より)
西光寺の周辺図