西蔵寺。了海法印中興、準西国稲毛三十三観世音霊場
西蔵寺の概要
天台宗寺院の西蔵寺は、聚海山正観院と号します。西蔵寺の創建年代等は不詳ながら、影向寺の塔頭だったともいい、了海法印(長享2年1488年寂)が中興したといいます。準西国稲毛三十三観世音霊場32番、都築橘樹酉年地蔵尊霊場16番です。
山号 | 聚海山 |
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院号 | 正観院 |
寺号 | 西蔵寺 |
住所 | 川崎市宮前区野川856 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
西蔵寺の縁起
西蔵寺の創建年代等は不詳ながら、影向寺の塔頭だったともいい、了海法印(長享2年1488年寂)が中興したといいます。
新編武蔵風土記稿による西蔵寺の縁起
(上野川村)西蔵寺
村の中央にあり、天台宗多磨郡深大寺村深大寺末、聚海山正観院と號す、開山の年代を知らず、今第一祖とするは了海法印なり是は中興開山なりと云、されども長享二年三月寂すといへば、此人の開闢なるも知るべからず、客殿六間四方本尊正観音を安ず、木の立像にて長一尺五寸運慶の作なりと云。(新編武蔵風土記稿より)
西蔵寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿