柴又八幡神社|古墳上に鎮座する社、旧柴又村鎮守
柴又八幡神社の概要
柴又八幡神社は、葛飾区柴又にある八幡神社です。柴又八幡神社の創建年代は不詳ですが、古墳上に鎮座する社で、江戸時代には柴又村の鎮守社であったといいます。円墳は直径30m、6世紀~7世紀の築造であることが判明しました。
社号 | 八幡神社 |
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祭神 | 誉田別命、建御名方命 |
相殿 | - |
境内社 | 諏訪神社、稲荷神社、八幡宮、水神宮 |
例祭日 | 10月10日 |
住所 | 葛飾区柴又3-30-24 |
備考 | 旧柴又村鎮守 |
島俣塚は、社殿の裏にあり、昭和40年、本殿下の古墳出土の人骨を集めて埋め、其の上に石畳の塚を築き、前に自然石に<島俣塚>と刻んだ石を建て、策を巡らしてあります
柴又八幡神社の由緒
柴又八幡神社の創建年代は不詳ですが、古墳上に鎮座する社で、江戸時代には柴又村の鎮守社であったといいます。
葛飾区神社調査報告による柴又八幡神社の由緒
「新編武蔵風土記稿」柴又村の条に「八幡社 村ノ鎮守ナリ。真勝院持」、「東京府志料」柴又村の条には「柴又八幡神社 村ノ鎮守ナリ。末社四宇アリ。社地九十坪」とある。柴又は「正倉院文書」の「養老5年(721)下総国葛飾郡大島郷戸籍」に見える<島俣里>に比定される古地名であり、当社の本殿は古墳の上に建てられている。社殿は寛永10年(1633)・宝暦3年(1753)・天明7年(1787)・寛政11年(1856)・大正15年・昭和2年・同7年の再建または修築を経て、昭和43年5月、現在の社殿が造営された。(葛飾区教育委員会 葛飾区神社調査報告より)
柴又八幡神社所蔵の文化財
- 柴又勧農自績碑 1基
- 柴又柴又八幡神社の古墳石室
- 寛永十年銘柴又柴又八幡神社棟札 1枚
- 柴又柴又八幡神社の神獅子
柴又八幡神社の周辺図