玄久山妙法寺|葛飾区奥戸
妙法寺の概要
日蓮宗寺院の妙法寺は、玄久山玄乗院と号します。天正年間(1573-91)日安上人が創建したと伝えられます。
山号 | 玄久山 |
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院号 | 玄乗院 |
寺号 | 妙法寺 |
住所 | 葛飾区奥戸8-1-17 |
本尊 | 三宝祖師・四天王 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
妙法寺の縁起
妙法寺は、天正年間(1573-91)日安上人が創建したと伝えられます。
新編武蔵風土記稿による妙法寺の縁起
妙法寺
日蓮宗、下総国中山法華経寺末、玄久山玄乗院と号す。本尊三寶を置。開山日安、寂年を傳へず。
三十番神堂(新編武蔵風土記稿より)
葛飾区寺院調査報告による妙法寺の縁起
天正年間(1573-91)日安上人の創立。一時荒廃したが、万治2年(1659)四世日恕大徳が再興し、開基と称されている。享保3年(1718)火災のため記録を失い、詳しい由緒は明らかでない。当寺に蔵する「妙見堂略縁起」によれば、当寺妙見堂の本尊妙見菩薩像は日法上人(日蓮上人の弟子)の作で、久しく駿河国岡宮の某寺にあったが、天文6年(1537)の法乱によって所在不明となり、のち甲斐国の某民家に移っていたものを、天文10年(1582)当寺の開山日安が、当寺へ勧請し、境内に妙見堂を建てて安置したものという。安政年中(1854-60)本堂が再建され、さらに大正15年4月に本堂、昭和9年6月に庫裡が落成したが、妙見堂は荒廃し、像は本堂に移された。なお境内には、区内に珍しいクロガネモチの木がある。(葛飾区教育委員会 葛飾区寺院調査報告より)
妙法寺の周辺図