南照山善養寺|荒綾八十八ヶ所
善養寺の概要
浄土宗寺院の善養寺は、南照山と号します。天正年間(1573-92)僧理頓が念佛堂を一寺としたと伝えられます。荒綾八十八ヶ所霊場43番札所です。
山号 | 南照山 |
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院号 | - |
寺号 | 善養寺 |
住所 | 葛飾区西亀有3-43-5 |
本尊 | 阿弥陀三尊像 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | 墓地募集 |
備考 | 荒綾八十八ヶ所霊場43番札所 |
善養寺の縁起
善養寺は、天正年間(1573-92)僧理頓が念佛堂を一寺としたと伝えられます。
葛飾区寺院調査報告による善養寺の縁起
はじめ念仏堂の如きものであったが、天正年間(1573-92)廓誉理順(-1606)が一寺となしたという。元禄の「蓮門精舎旧詞」に「善養寺 同(蓮光寺)末。同州(武蔵)東葛西領沙原村。南照山。開山然蓮社廓誉理順、生国姓氏等并起立年号不知」とある。境内の子安観音堂は寛永8年(1631)の入仏。天明7年(1787)新築の本堂は安政2年(1855)10月の大地震に倒壊し、間もなくその残材を集めて再建し、今日に至っている。当寺は旧水戸街道に面している。(葛飾区教育委員会 葛飾区寺院調査報告より)
新編武蔵風土記稿による善養寺の縁起
善養寺
浄土宗、江戸駒込蓮光寺末、南照山と号す。当寺古常念佛堂なりしを僧理頓一寺になせしと云。因てこれを開山と称す。慶長11年3月25日寂す。本尊は弥陀(新編武蔵風土記稿より)
善養寺の周辺図