十条御嶽神社|環七の新設に伴い、昭和16年当地へ移転
十条御嶽神社の概要
十条御嶽神社は、北区上十条にある神社です。十条御嶽神社の創建年代は不詳ながら、武蔵御嶽神社を勧請して江戸時代後期に創建、かつては王子第三小学校門前にあったといいます。環七の新設に伴い、昭和16年当地へ移転したといいます。現在は王子神社の境外神社となっています。
社号 | 御嶽神社 |
---|---|
祭神 | 大名持神・少彦名神 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | - |
住所 | 北区上十条5-8 |
備考 | - |
十条御嶽神社の由緒
十条御嶽神社の創建年代は不詳ながら、武蔵御嶽神社を勧請して江戸時代後期に創建、かつては王子第三小学校門前にあったといいます。環七の新設に伴い、昭和16年当地へ移転したといいます。現在は王子神社の境外神社となっています。
境内石碑による十条御嶽神社の由緒
御嶽神社ハ今ヨリ二百餘年前現東京府西多摩郡三田村ニ 大名持神、少彦名神、ヲ奉祀シタル御嶽神社ノ分祀ニシテ武蔵國内ノ農民ハ家内安全五穀豊穣ノ守護神トシテ崇拝殊ニ當地ノ農民ハ崇敬ノ念篤ク分社當時ヨリノ講社ヲ継続シ毎年代参ヲシテ参詣シツツアリ古来の社祠ハ現王子第参國民学校ノ門前ニ在リ偶々東京府第七號環状線新設ニ當リ移祠ノ止ムナキニ至レリ是ニ於テ各町関係者協議ノ上換地下附申請ニ努メ新ニ該敷地下附及ビ社殿竝ニ樹木補償料交付トナレリ依テ古皆遷宮當初ヨリ深キ信仰関係アル地元傳来ノ舊西町住民二十四名ハ工事完成ノ為メ建築費ノ一部ヲ奉納シ且ツ設計及ビ工事一切ノ責ニ當リ百八十餘人ノ勤労ヲ奉仕シ以テ竣工ヲ告ゲ昭和十六年七月三日遷宮式ヲ挙行シタルモノナリ。茲ニ移祠新築完成ヲ記念シ其ノ由来ノ稉概ヲ石ニ刻シ之ヲ後毘ニ遺ス。昭和十六年七月三日(境内石碑より)
十条御嶽神社の周辺図