稲付山法真寺|江戸幕府より寺領13石2斗の御朱印状
法真寺の概要
日蓮宗寺院の法真寺は、稲付山と号します。法真寺は、京都山科毘沙門堂跡守澄法親王を開基として、證導院日寿上人(天正7年1543年寂)が天正元年(1537)に開山したといい、慶安2年(1649)には寺領13石2斗の御朱印状を拝領しています。
山号 | 稲付山 |
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院号 | - |
寺号 | 法真寺 |
住所 | 北区赤羽西2-23-3 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
法真寺の縁起
法真寺は、京都山科毘沙門堂跡守澄法親王を開基として、證導院日寿上人(天正7年1543年寂)が天正元年(1537)に開山したといい、慶安2年(1649)には寺領13石2斗の御朱印状を拝領しています。
新編武蔵風土記稿による法真寺の縁起
(稲付村)法真寺
法華宗江戸本所法恩寺末稲付山ト号ス。寺領13石2斗ノ御朱印ハ慶安2年賜ヘリ。開山證導院日壽天正7年8月19日寂。本尊三宝祖師ヲ安ス。
三十番神堂。鐘楼、宝暦7年新鋳ノ鐘ヲカク。相生松、園ニ一丈余地上一丈許ニシテ楓樹寄生シ年ヲ経タレハ一樹ノ如クミユ其園前ノ如シ今相生ノ松ト記スハ土人ノ唱ニ従フ。(新編武蔵風土記稿より)
北区観光ガイドマップによる法真寺の縁起
岩槻街道から法真寺に向かう入口には題目塔が建っていて、元禄11年(1698)銘で「伝教大師一刀三礼にて御彫刻、本門薬師如来」とあります。天正元年(1537)、慈眼大師(天海僧正)の弟・證導院日寿上人の開山で、開基は京都山科毘沙門堂跡守澄法親王と伝えられています。本堂、客殿、檀信徒会館の他、境内には三十番神堂・三蛇弁財天・咸得稲荷が奉納されています。手入れの行き届いた庭が素晴らしく、岩槻街道沿いであるにもかかわらず鳥のさえずりを聴きながら眺める枯山水は都内にいることを忘れさせてくれます。(北区観光ガイドマップより)
法真寺のもと末寺
- 板橋本壽院(現練馬)
法真寺の周辺図