三縁山酉蓮社|増上寺報恩蔵の旧別当
酉蓮社の概要
浄土宗寺院の酉蓮社は、三縁山成就院と号します。酉蓮社は、増上寺の修学僧を育成するため、経蔵報恩蔵が寛延3年(1750)建立され、管理する堂舎として練誉雅山上人が酉蓮社を創建したといいます。明治維新後の境内地召し上げや、関東大震災後の道路整備に伴い寺地縮小、昭和38年境内地が都市高速道路2号線の建設用地となったことから、当地に移転しています。(酉蓮社の由緒については公式サイト「酉蓮社」に詳細が紹介されています)
山号 | 三縁山 |
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院号 | 成就院 |
寺号 | 酉蓮社 |
住所 | 目黒区平町1-4-16 |
本尊 | 酉蓮社了誉聖冏上人像 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
酉蓮社の縁起
酉蓮社は、増上寺の修学僧を育成するため、経蔵報恩蔵が寛延3年(1750)建立され、管理する堂舎として練誉雅山上人が酉蓮社を創建したといいます。 明治維新後の境内地召し上げや、関東大震災後の道路整備に伴い寺地縮小、昭和38年境内地が都市高速道路2号線の建設用地となったことから、当地に移転しています。
「芝區誌」による酉蓮社の縁起
酉蓮社 芝公園第十四號地十七番
寛延三年五月、當山四十四世門譽大僧正の頃、生實大巌寺住練譽雅山和尚が月行事であつた時、學徒策勵の爲めに明本の一切経を納め、報恩蔵を建立し、増上寺開祖酉譽上人の師である酉蓮社了譽上人の影像を安置し、酉蓮社と名けた。明和九年に至り、堂舎が完備した。(「芝區誌」より)
酉蓮社の周辺図
参考資料
- 公式サイト「酉蓮社」
- 「芝區誌」