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船光稲荷神社|港区南青山の神社

船光稲荷神社の概要

船光稲荷神社は、港区南青山にある稲荷神社です。船光稲荷神社は、付近に住んでいた渋谷長者が寛文2年(1662)に勧請、霧島神社とも長者丸稲荷、船光稲荷とも称していたといいます。

船光稲荷神社
船光稲荷神社の概要
社号 稲荷神社
祭神 宇迦之御魂命
相殿 -
境内社 -
祭日 2月二の午日
住所 港区南青山3-4-11
備考 -



船光稲荷神社の由緒

船光稲荷神社は、付近に住んでいた渋谷長者が寛文2年(1662)に勧請、霧島神社とも長者丸稲荷、船光稲荷とも称していたといいます。

「赤坂區史」による船光稲荷神社の由緒

船光稲荷神社(青山南町五丁目二十六番地鎮座)
祭神 宇迦之御魂神
當社はもと船充稲荷と書かれたのを、いつの間にか船光と書き替へられたものらしい。堂内に掲げられてゐる遍額には「正一位船充大明神」とあり、その裏面を見れば、
寶暦壬申天
九月吉旦
嘉永 天
五月十五日 修
昭和十三年
等の文字が讀まれる。
また本殿の奥に安置された長さ一尺二寸位の木箱があつて、表面に「正一位稲荷大明神」裏面に「寛延二己巳年三月廿二日 神納 佐藤金右衛門於京都請之 間宮氏正常今日納之 長者ヶ丸氏子武運長久所」と記されてゐる。
當社の起立年代は詳かでないが、これらによつて見れば、略寛延又は寶暦年中に創建されたものと思はれる。
しかるに明治廿八年十二月調査、東京郵便電信局發行の「東京市赤坂區全圖」以下多くの赤坂區地圖を見ると、この船光稲荷のところに「霧島大神社」の名を掲げてゐる。けれども霧島神社に關係あるものとては、堂内に「霧島大神御守牘」と刻した板木の裏面に修道教會と墨書したものを存するのみである。恐らく或る時期に當社へ合祀された霧島神社が一時船光稲荷を壓倒してゐたことがあつたのであらう。(「赤坂區史」より)

東京都神社名鑑による船光稲荷神社の由緒

寛文二年(一六六二)三月二十二日の創立。往時この付近に居住した渋谷長者の勧請で、代々一族の崇敬篤く、昔は霧島神社と称し、その当時は非常に繁昌をきわめたという。渋谷長者歿落の後は、里人の守護神として信仰せられ現在に至る。また長者丸稲荷・船光稲荷とも称せられた。船光とは此の付近に滝川があったために、これに縁ある名といわれている。(東京都神社名鑑より)


船光稲荷神社の周辺図


参考資料
  • 「赤坂區史」
  • 東京都神社名鑑