古寿老稲荷神社|旧称小女郎稲荷
古寿老稲荷神社の概要
古寿老稲荷神社は、港区高輪にある稲荷神社です。古寿老稲荷神社の創建年代は不詳ですが、延宝6年(1678)頃麻布飯倉片町の付近より当地へ遷座、江戸時代には小女郎稲荷と称されていたといいます。
社号 | 稲荷神社 |
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祭神 | 宇賀御魂命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | 例祭日9月9日 |
住所 | 港区高輪1-18-11 |
備考 | - |
古寿老稲荷神社の由緒
古寿老稲荷神社の創建年代は不詳ながら、延宝6年(1678)頃麻布飯倉片町の付近より当地へ遷座、江戸時代には小女郎稲荷と称されていたといいます。
東京都神社名鑑による古寿老稲荷神社の由緒
昔、麻布飯倉片町の付近に鎮座してたが、延宝六年(一六七八)ころ現在地に移った。俗に「小女郎稲荷」ともいう。そのわけは『御府内備考』三田代地(君塚町)の条に、「右に剣左に宝珠持、白狐に乗れる女之姿に相見え、里俗小女郎稲荷と唱来、弘法大師の作と申伝候」とあるので知られる。古来より町の失火もまったくなく、氏子中土地代々の家多く、氏神産子の念強く、神社を中心とする氏子を含む一画は、大正十二年関東大震災、昭和大空襲ともに難をまぬかれ氏子中はもちろん、近隣の人びとも「火除の神として崇敬深く日々の参拝は多い。(東京都神社名鑑より)
「芝區誌」による古寿老稲荷神社の由緒
稲荷神社 君塚町
祭神 宇賀魂命。
昔飯倉片町の附近にあつたが、延寶六年頃今の地に移つた。俗に小女郎稲荷ともいふ。其譯は「御府内備考」三田代地町の條に、「右に劔左に寶球白狐に乗女體之姿に相見え、里俗小女郎稲荷と唱来、弘法大師之作と申傳候」とあるので知られる。(「芝區誌」より)
古寿老稲荷神社の周辺図
参考資料
- 東京都神社名鑑
- 「芝區誌」