明見山本光寺|港区元麻布にある法華宗陣門流寺院
本光寺の概要
法華宗陣門流寺院の本光寺は、明見山と号します。本光寺は、寛永元年法仙院日要(寛文9年1669寂)が開山となり麻布今井村に創建、西久保四ツ辻への移転を経て、延宝6年(1678)当地へ移転したといいます。
山号 | 明見山 |
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院号 | - |
寺号 | 本光寺 |
住所 | 港区元麻布2-5-9 |
宗派 | 法華宗陣門流 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
本光寺の縁起
本光寺は、寛永元年法仙院日要(寛文9年1669寂)が開山となり麻布今井村に創建、西久保四ツ辻への移転を経て、延宝6年(1678)当地へ移転したといいます。
麻布區史による本光寺の縁起
明見山本光寺 宮村町一九
越後本成寺末。寛永元年二月法仙院日要(寛文九年七月十七日寂)の開山で當初麻布今井村に起立し、のち萬冶元年西久保四ツ辻に移り、延寶六年現地に轉じた。一説に貞享元年二代慈眼院日就、宮村町の俗稱貝殻店に移し、天明二年五代要心院日成が現在のところに移建したとも云ふ。
腕ノ喜三郎墓と稱するものがある。石塔表面に妙法先祖代々と刻し、左右に多數の法名がある。中に「心法院歸本信士」とあるが喜三郎なりと云ふ。明治十一年五月十五日伊藤某の建立になる供養墓である。
漆工家鈴木嘉助(大正十四年九月二十四日没年七十八)の墓がある。(麻布區史より)
本光寺の周辺図
参考資料
- 「麻布區史」