五大山不動院|御府内八十八ヶ所霊場
不動院の概要
高野山真言宗寺院の不動院は、五大山と号します。不動院の創建年代等は不詳ながら、万治元年(1658)に麹町平河町より当地へ移転したといい、江戸時代には境内で祀っていた兒稲荷が崇敬を集めていたといいます。御府内八十八ヶ所霊場6番です。
山号 | 五大山 |
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院号 | 不動院 |
寺号 | - |
住所 | 港区六本木3-15-4 |
宗派 | 高野山真言宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
不動院の縁起
不動院の創建年代等は不詳ながら、万治元年(1658)に麹町平河町より当地へ移転したといい、江戸時代には境内で祀っていた兒稲荷が崇敬を集めていたといいます。
「麻布區史」による不動院の縁起(深廣寺項に記載)
五大山不動院 市兵衛町二ノ五七
古義真言宗高野派 金剛峯寺末。本尊不動明王。創立も開山も明らかでないが、萬治元年に麹町平川の邊から移つて来たと云ふ。中興開山は玄海。境内にもと兒稲荷(本地佛十一面観音銅像)と呼ぶ小祠があり、非常に榮えていゐたが、明治二年神佛分離で廢棄された。(「麻布區史」より)
不動院の周辺図
参考資料
- 「麻布區史」