大雄山興禅寺|上杉弾正大弼定勝の嫡女が開基
興禅寺の概要
臨済宗妙心寺派寺院の興禅寺は、大雄山と号します。上杉弾正大弼定勝の嫡女(長松院松嶺隠之尼禅師)が開基となり、玉舟祖冷を開山として、延宝2年(1674)創建したといいます。
山号 | 大雄山 |
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院号 | - |
寺号 | 興禅寺 |
住所 | 港区白金6-14-6 |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
興禅寺の縁起
興禅寺は、上杉弾正大弼定勝の嫡女(長松院松嶺隠之尼禅師)が開基となり、玉舟祖冷を開山として、延宝2年(1674)創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による興禅寺の縁起
(今里村)興禅寺
境内年貢地2町6畝8歩。宇蜀江台にあり。臨済宗京都妙心寺末、大雄山と号す。延宝2年創建せり。開山は玉舟祖冷、開基は上杉弾正大弼定勝が嫡女なり。此人後に薙染して長松院松嶺隠之尼禅師と号す。本堂15間に7間、本尊釈迦如来を安ず。
鐘楼、本堂の左にあり。
毘沙門堂、門の側にあり。2間に1間半なり。
稲荷社、庫裡の後背にあり、小祠。(新編武蔵風土記稿より)
「芝區誌」による興禅寺の縁起
興禅寺 白金三光町三百三十二番地
大雄山と號す。臨済宗京都妙心寺末。延寳二年上杉弾正大弼定勝の女長松院の創建。開山は祖冷。(「芝區誌」より)
興禅寺の周辺図
参考資料
- 「芝區誌」
- 新編武蔵風土記稿