北野八幡神社|康平年間創建、上田柄の氏神
北野八幡神社の概要
北野八幡神社は、練馬区田柄にある神社です。北野八幡神社の創立年代不詳ですが、永承年間(1046-1053)または康平年間(1058-1065)に創祀したと伝えられ、上田柄の鎮守として地元の崇敬を集めていたといいます。
社号 | 八幡神社 |
---|---|
祭神 | 応神天皇・菅原道真公 |
境内社 | 御嶽神社(櫛麻知命) |
相殿 | - |
祭日 | 例大祭4月第4日曜日 |
住所 | 練馬区田柄5-27-27 |
備考 | 上田柄の氏神、田柄の北野八幡さま |
北野八幡神社の由緒
北野八幡神社の創立年代不詳ですが、永承年間(1046-1053)または康平年間(1058-1065)に創祀したと伝えられ、上田柄の鎮守として地元の崇敬を集めていたといいます。
「練馬の神社」による北野八幡神社の由緒
「北豊島郡神社誌(4)」に「由緒 不詳ナレドモ、口碑ノ伝フル処ニヨレバ、当社ノ創祀ハ後冷泉天皇ノ永承年間(一〇四六‐五三)ニ在リシト云フ。……」とあり、境内の昭和五七年(一九八二)の社殿改築記念碑には「由緒 古社なれど口碑によれば当社の創祀は永承年間、又は康平年間(一〇五八-六五)と云う 御祭神は八幡神社(応神天皇)北野神社(菅原道真公)であり、上田柄の氏神様で、古くは飯綱さまとも称した 江戸時代より菅原という地名が有りました……」と記されている。
境内石造物の中では明治二三年(一八九〇)の二の鳥居が古く、八幡神社、北野神社併記の額を掲げている。境内社前の水盤には安政七年(一八六〇)の銘がある。社殿・水舎・鳥居・敷石ほか境内すべての整備は昭和五七年(一九八二)に完成し、神楽殿もあって整然としている。地域の崇敬の深さが偲ばれる。
境内には樹木が多い。大樹とまではいかないが、目立つのは数本のサクラである。(「練馬の神社」より)
「東京都神社名鑑」による北野八幡神社の由緒
八幡神社
古社であるが、口碑によれば当社創祀は永承年間(一〇四六-五三)または康平年間(一〇五八-|六五)と伝える。上田柄の氏神さまであり、江戸時代より当社近くに菅原という地名がある。里人は通称飯綱さまとも称した。境内地に接した社有地二六〇七坪は国家(陸軍)のため、昭和十五年-十七年ころ坪七円前後(特別安く)で提出した。(「東京都神社名鑑」より)
北野八幡神社の周辺図
参考資料
- 「練馬の神社」(練馬区教育委員会)
- 「東京都神社名鑑」