太田神社|家運八幡宮、旧市野倉村の鎮守、那須與一宗高の守本尊と伝えらる御神体
太田神社の概要
太田神社は、大田区中央にある神社です。太田神社の創建年代は不詳ですが、家運八幡宮と称していたといい、当地市野倉村の鎮守社であったといいます。太田神社の御神体八幡大菩薩は、那須與一宗高の守本尊と伝えられます。
社号 | 太田神社 |
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祭神 | 誉田別命 |
相殿 | 奥津彦命、奥津姫命、宇迦御魂命(稲荷)、高麗命(貴船) |
境内社 | 稲荷社、貴船社 |
祭日 | 例祭日5月15日 |
住所 | 大田区中央6-3-24 |
備考 | 元別当:長勝寺 |
太田神社の由緒
太田神社の創建年代は不詳ですが、家運八幡宮と称していたといい、当地市野倉村の鎮守社であったといいます。太田神社の御神体八幡大菩薩は、那須與一宗高の守本尊と伝えられます。明治時代に入り、市野倉村にあった貴船神社を合祀しました。
「大田区の神社」による太田神社の由緒
創建の年代はわからない。神体は那須與一宗高の守本尊であったといわれている。この地域旧市野倉は小田原北条の頃は太田新六郎の領地であったので、太田氏の名が神社名となったことが考えられる。もとは家運八幡宮と称していた。(「大田区の神社」より)
新編武蔵風土記稿による太田神社の由緒
(市之倉村)
八幡社
見捨地5畝26歩、村の東の方にあり。本社2間四方、神体は木像にて長5-6寸ばかり座像なり。拝殿2間に3間、前に石階40-50級ありて、其下に石の鳥居を立。両柱の間7尺。家運八幡宮の五字を扁す。家運と号する故を詳にせず。村の鎮守なり。祭礼年々8月25日、村内長勝寺持。
貴船社
見捨地6歩、村の西の方にあり。小祠なり。村内の修験惠観院の持なりしが、今は長勝寺に替れり。 (新編武蔵風土記稿より)
太田神社の周辺図