六郷神社|大田区東六郷の神社

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六郷神社|源頼義・義家が奥州平定の後に創建、旧郷社、六郷八幡宮

六郷神社の概要

六郷神社は、大田区東六郷にある神社です。六郷神社は、天嘉5年(1057)源頼義、義家が奥州平定の後、報賽のために創建されたと伝えられます。天正19年(1591)には徳川家康から18石の朱印を拝領、明治5年(1872)に郷社に列しています。

六郷神社
六郷神社の概要
社号 六郷神社
祭神 誉田別命
相殿 -
境内社 天祖神社(天照大神)、氷川神社(素盞鳴尊)、稲荷社(宇迦御魂命)、三柱社(日本武尊・大物主命・布津主命・天本太命・天児屋根命)
住所 大田区東六郷3-10-18
祭日 歳旦祭1月1日、流鏑馬祭1月7日、祈年祭2月18日、例大祭6月3日、大祓6月30日、天祖神社・氷川神社祭9月22日、新嘗祭11月24日
備考 旧郷社、六郷幼稚園併設、旧別当:宝珠院



六郷神社の由緒

六郷神社は、天嘉5年(1057)源頼義、義家が奥州平定の後、報賽のために創建されたと伝えられます。天正19年(1591)には徳川家康から18石の朱印を拝領、明治5年(1872)に郷社に列しています。

「大田区の神社」による六郷神社の由緒

天嘉5年(1057)源頼義、義家奥州征定の砌、当地の老杉に白幡を懸け捷軍を岩清水八幡に祈請し、為に凱旋の後報賽のため当社を建立した。(「大田区の神社」より)

境内掲示による六郷神社の由緒

当社は、多摩川の清流に南面する古い八幡宮であり、六郷一円の総鎮守としてひろく崇敬されています。
社紀によれば、源頼義・義家の父子が、天喜5年(1057)この地の大杉に源氏の白幡をかかげて軍勢をつのり、岩清水八幡に武運長久を祈ったところ、士気大いにふるい、前9年の役に勝利をおさめたので、その分霊を勧請したのが、当社の創建とされています。
文治5年(1189)源頼朝もまた奥州征定のみぎり、祖先の吉例にならって戦勝を祈り、建久2年(1191)梶原景時に命じて社殿を造営しました。今なお境内に残る大きな手水石には、このとき頼朝が奉献したものであり、神門前の太鼓橋は景時の寄進と伝えられます。
天正19年(1591)11月、徳川家康は18石の朱印地を寄進し、慶長5年(1600)六郷大橋の竣功に際しては、神威をたたえてまつり、当社の神輿をもって渡初式を挙げました。また鷹狩りの途次にもしばしば参詣したと史書にみえます。当社が巴紋とともに葵紋を用いている所以です。
江戸時代には六郷八幡宮とも呼ばれていましたが、明治5年(1872)に東京府郷社に列し、同9年より六郷神社と改称して今日に至っています。
なお当社には、毎年1月7日に行われる流鏑馬(東京都無形民俗文化財)と、6月の祭礼時に少年少女が奉仕する獅子舞が伝承されています。(境内掲示より)


六郷神社所蔵の文化財

  • 六郷神社の流鏑馬(東京都指定無形民俗文化財)
  • 狛犬(大田区指定有形文化財)
  • 六郷神社の子供獅子舞(大田区指定無形民俗文化財)

六郷神社の周辺図