南之院|日蓮聖人の直弟子日昭聖人の庵室
南之院の概要
日蓮宗寺院の南之院は、弘安5年(1282)日蓮聖人の直弟子の中でも最長老の日昭聖人の庵室として開創しました。
山号 | - |
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院号 | 南之院 |
寺号 | - |
住所 | 大田区池上2-11-15 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
南之院の縁起
南之院は、弘安5年(1282)日蓮聖人の直弟子の中でも最長老の日昭聖人の庵室として開創しました。
池上の寺めぐりによる南之院の縁起
弘安5年(1282)日蓮聖人の直弟子の中でも最長老の日昭聖人の庵室として開創。日蓮聖人の滅後、日昭聖人はこの庵室にあって池上本門寺を守ったと伝えられている。古くは大坊の西側にあり、大成弁院とよばれた。江戸期には幕府の御用絵師狩野家の菩提所として大いに栄えた。本堂内陣の竜の天井画は狩野探玄の筆による。また、狩野家歴代の宝篋印塔と五輪塔が附近の墓地にあり、代々の位牌が本堂内の位牌檀に祀られている。(池上の寺めぐりより)
南之院所蔵の文化財
- 日昭聖人坐像(大田区指定有形文化財)
- 狩野孝信墓所(大田区指定史跡)
日昭聖人坐像(昭和51年2月25日指定)
木像寄木造り、彩色、玉眼、像高39センチ。
当院の開山、日昭聖人(1221-1323)の像で、台座裏の銘文により、当院13世日了が施主となり、延宝3年(1675)5月15日に造像、開眼されたことがわかる。
様式的にも江戸前期の典型的な作風を示しており、保存状態もよく、貴重な作品として注目される。
南之院の周辺図