微妙山真性寺|麻布の帝釈天
真性寺の概要
日蓮宗寺院の真性寺は、微妙山と号します。真性寺は、榊原越中守が開基、池上本門寺16世心性院日遠聖人が開山となり、寛永2年(1625)麻布今井町に開創、戦災で全焼したため昭和27年(1952)現在地に移転したといいます。当寺の帝釈天像は、13代将軍徳川家定の侍医佐竹文好の屋敷にあったもので、「麻布の帝釈天」と称され賑わったといいます。
山号 | 微妙山 |
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院号 | - |
寺号 | 真性寺 |
住所 | 大田区池上2-9-6 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
真性寺の縁起
真性寺は、榊原越中守が開基、池上本門寺16世心性院日遠聖人が開山となり、寛永2年(1625)麻布今井町に開創、戦災で全焼したため昭和27年(1952)現在地に移転したといいます。
「池上の寺めぐり」による真性寺の縁起
寛永2年(1625)に池上本門寺16世日遠聖人によって麻布今井町に開創された。
当寺に安置されている帝釈天像は、もと13代将軍徳川家定の侍医佐竹文好の屋敷にあったもので、安政3年(1856)に当寺に遷され、幕末より大正期にかけて庚申の日には麻布の帝釈天とよばれて縁日の市が立ち大いに賑わったという。
戦災で全焼したため、昭和27年(1952)現在地に移り再建された。(池上の寺めぐりより)
「麻布區史」による真性寺の縁起
微妙山真性寺 今井町一二
池上本門寺末。寛永二年四月の創立、開基は榊原越中守。開山は心性院日遠(寛永十九年三月五日寂)。(「麻布區史」より)
御府内寺社備考による真性寺の縁起
池上本門寺末 麻布今井寺町
微妙山真性寺、境内年貢地四百四十四坪内買添地百二十五坪
起立寛永二年
開山心性院日遠上人、寛永十九年三月五日寂、本寺十六世に御座候。
開基旦那微妙院殿躰真日実大姉榊原氏の之中侍、子孫等相知不申候正保三丙戌年二月十三日死
客殿。本尊宗法之通諸尊安置。
以上戌子書上(御府内寺社備考)
真性寺の周辺図