鎌田天神社|世田谷区鎌田の神社
鎌田天神社の概要
鎌田天神社は、世田谷区鎌田にある天神社です。鎌田天神社の創建年代は不詳ですが、新編武蔵風土記稿には吉祥院境内にあり岡本村の鎮守であったといい、吉祥院は天平12年(740)創建で盛衰を繰り返していたことから、その再興に併せて鎮座したのではないかと推測できます。
社号 | 天神社 |
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祭神 | 菅原道真公 |
境内社 | 稲荷神明社 |
相殿 | - |
祭日 | - |
住所 | 世田谷区鎌田4-11-19 |
備考 | 旧鎌田村鎮守 |
鎌田天神社の由緒
鎌田天神社の創建年代は不詳ですが、新編武蔵風土記稿には吉祥院境内にあり岡本村の鎮守であったといい、吉祥院は天平12年(740)創建で盛衰を繰り返していたことから、その再興に併せて鎮座したのではないかと推測できます。
新編武蔵風土記稿による鎌田天神社の由緒
(鎌田村)天神社
除地、一段二畝、村内吉祥院の門前にあり、本社一間に一間半、拝殿二間に一間半東向なり、神体は尋常の形にて長五寸許、社前に鳥居を立、例祭は年々九月廿五日、本村の鎮守にして吉祥院持、元は西寄の田間にありしを、近年此の處へ移す、故に除地はその舊地にあり、社地は吉祥院境内なり。
末社。稲荷神明合祠。(新編武蔵風土記稿より)
せたがや社寺と史跡による鎌田天神社の由緒
天神社(鎌田町41)
吉祥院の前にあり、境内を接している。菅原道真公を祀る、御神体は束帯姿の道真公で約35cmの木彫坐像、胸にあたるところに梅鉢紋がえがかれている。堂宇は2間半に3間の小堂である。
「新繍武議風土記稿」には「除地一段ニ畝、村内吉祥院ノ門前ニアリ、本社一門ニー間半、拝殿ニ間ニー間半、東向ナリ、神体ハ尋常ノ形ニテ長サ五寸余リ、社前ニ鳥居ヲ立、例祭ハ年々九月廿五日、本村ノ鎮守ニシテ吉祥院持、元ハ西寄りノ田間ニアリシヲ近村此処ヘ移ス、故ニ除地ハ其旧地ニアリ、社地ハ吉祥院境内ナリ、末社稲荷・神明合祀」と記されている。
昔は人々その能筆ならんことを祈念して社の扉に筆をさげ、祈ったものだが今はその風習も絶えてしまったという。堂宇の右傍に明治35年村の有志によって建てられた菅公千年祭記念碑がある。(せたがや社寺と史跡より)
鎌田天神社の周辺図