粕谷八幡神社|粕谷村が開村してよりの鎮守
粕谷八幡神社の概要
粕谷八幡神社は、世田谷区粕谷にある八幡神社です。八幡神社の創建年代は不詳ですが、もと別当寺の東覚院の創建が室町時代とも鎌倉時代ともいい、粕谷村が開村してよりの鎮守社であるといいます。明治6年には村社に列格していました。
社号 | 八幡神社 |
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祭神 | 誉田別命 |
相殿 | - |
境内社 | 五所神社(厳島姫命・宇迦御魂命・日本武尊・淤母陀琉命・疽神) |
祭日 | 例大祭10月11日 |
住所 | 世田谷区粕谷1-23-18 |
備考 | - |
粕谷八幡神社の由緒
八幡神社の創建年代は不詳ですが、もと別当寺の東覚院の創建が室町時代とも鎌倉時代ともいい、粕谷村が開村してよりの鎮守社であるといいます。明治6年には村社に列格していました。
せたがや社寺と史跡による粕谷八幡神社の由緒
粕谷八幡神社(粕谷町352)
創立、沿革については不詳である。祭神は誉田別命。「新編武蔵風土記稿」によれば、「除地八畝、村中程ニアリ。茅葺ノ上屋ヲ設ケ、内ニワズカナル社ヲ置ク。鎮座ノ初ヲ伝ヘズ。廻リ沢村村東覚院ノ持。」とある。祭礼は9月21日(普通9月23日に行われている)。
本神社は昭和34年3月放火により全焼したが、氏子、崇敬者の努力により、同年末鉄筋コンクリートをもって、社殿を完成をみ、かつ社務所も同時に竣工した。なお、本神社の正面鳥居のそばに杉の木があり、現在は枯れて4m位を残しているが、この古木が、盧花の名著「みみずのたはごと」に出てくる「別れの杉」として名高い。(せたがや社寺と史跡より)
境内掲示による粕谷八幡神社の由緒
創立年月並びに古代由緒沿革等末祥なれど古老、口碑等により開村当時よりの鎮守として尊敬をうけてきた。古社と推定される。
明治六年十二月村社に列せられ、明治四十一年府告示第二一八号により会計法指定神社となる。社殿は明治十四年三月改築、その後昭和二年改築奉祝祭を挙行す。昭和二十九年一月二十六日、宗教法人法による登記完了す。(境内掲示より)
新編武蔵風土記稿による粕谷八幡神社の由緒
(粕谷村)八幡社
除地、八畝、村の中程にあり、茅葺の上屋を設け、内にわづかなる社を置く、鎮座の初を傳へず、廻り澤村東覚院持。(新編武蔵風土記稿より)
粕谷八幡神社の周辺図